旦那さんの用事でショッピングモールに来ていた、ただの週末。
「今日の予定?特になし!」
そんな“平和でなんでもない日”だったはずなのに、数時間後には私は 大事な決断をしていた。
――そう、猫を迎えるなんて
1ミリも想定してなかったのに。
🐾 エスカレーター前に突然あらわれる「運命の罠」
用事が終わって、駐車場へ向かうためにエスカレーターへ。
すると、その真横にあったのが…よりによって ペットショップ。
「見てくだけならね?」
「触らなきゃ大丈夫だからね?」
完全に“言い訳フラグ”を立てながら、私は吸い込まれるようにお店へ。
そこで出会ったのが、
ガラス越しにちょこんと座る、フワッフワのノルウェージャンの男の子。
のちの長男くんだ。

🐾 一度裏に消える → 次の瞬間、目の前に現れる
しばらく眺めていたら、店員さんがサッと来て
なぜか仔猫を裏へ連れて行ってしまった。
「えっ?あ。休憩?じゃあ…帰ります…」
と、帰ろうとしたその瞬間。
店員さんが 仔猫を抱いて出てきた。
しかも、なぜか私の目の前でピタッと立つ。
……え?
ちょっと待って?
秒でこうなる。
👉 抱く。
→ あ、もうムリ。離れない。
🐾 旦那さんはすでに察していたらしい
私が長男くんを抱いた瞬間、旦那さんは後ろでこう思ったらしい。
「……あ、うちの子になるんだな」
早い。
冷静。
未来予知か?
私はと言うと
“無職予定のくせに猫を迎えようとしている自分” に若干引きつつ、
腕の中でゴロゴロ言い始めた長男くんを前に、完全に正気ではなかった。
🐾 価格、現実、一旦忘却
ここで戦慄の事実。
長男くんのお値段、
とても、軽率に迎えていい額ではなかった。
しかも私は、
その時点で 「もうすぐ退職」=収入ゼロの未来 が待っている状態。
常識的に考えれば、買っちゃだめなやつ。
でも常識より、長男くんの頬の丸みのほうが強かった。(完敗)
最終的に私は――
5年ローンを組んだ。
いや、猫でローンて。
人生でそんな日が来るなんて聞いてない。
🐾 あの日から、私は正気ではなかったけど幸せだった

抱いた瞬間に決まった「うちの子になる未来」。
計画性なんてゼロだったけど、
あの時の衝動が、今の三猫との生活に繋がってる。
あの日の私は正気じゃなかった。
でも、たぶん人生で一番正しかった。
この子を迎えてよかった。
そう思わせてくれる出来事が、今も毎日のように起きる。
🐾 次回予告
次話では
「次男くん、旦那さんの“パパっ子計画”が秒で崩壊した日」
をお送りします(笑)

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