【職場に馴染めない】原因を振り返ったら「無理して合わせすぎ」が共通していた話

「なんとなく職場に馴染めない」

周りは普通に雑談しているし、別に嫌われているわけでもない。
仕事だって、それなりにできている。
それなのに、なぜか職場にいるだけで疲れる。

そんな経験はありませんか?

私は転職を何度も経験してきましたが
振り返ってみると、職場によって多少の違いはあっても
毎回似たようなところでしんどくなっていました。

そこで改めて
「私は、なんでこんなに職場に馴染めないんだろう?」と考えてみたんです。

すると分かったのが
私は職場に馴染めないというより、馴染むために頑張りすぎていたということでした。

今回は、私自身の転職経験を振り返りながら

  • 職場に馴染めないと感じる理由
  • 私が繰り返していたパターン
  • 無理して馴染もうとしないために考えたいこと

について書いてみます。

「職場に馴染めないのは、自分に何か問題があるから?」
そんなふうに悩んでいる人が
自分の働き方を見直すきっかけになれば嬉しいです。


目次

職場に馴染めないと思っていたけれど、実は馴染んでいた

私は昔から、どちらかというと
「どこでも普通にやっていけそう」と思われるタイプです。

年齢層が違っても合わせられるし
クセのある人がいてもそれなりに対応できる。

職場の雰囲気を見て
「ここでは、こういう感じね」と察するのも比較的得意です。

だから表面上は、たぶん普通に馴染んでいるように見えていました。
でも、自分の中ではちょっと違ったんですよね。

馴染んでいるというより、一生懸命「馴染ませている」。
そんな感覚でした。

空気を読んで自分を合わせるのが当たり前になっていた

新しい職場に入ると
「この人にはこう接した方が良さそう」
「ここでは、これくらい動いた方がいいな」
「もう少し愛想良くしておこう」
みたいなことを、無意識に考えていました。

もちろん、ある程度周囲に合わせることは仕事をするうえで必要だと思います。

でも私の場合、それがちょっと多かった。

  • 空気を読む
  • 相手に合わせる
  • 感じよく振る舞う
  • 仕事ができるように見せる
  • 頼まれたらできるだけ応える

そんなことを積み重ねて
「職場用の私」を作っていたんです。

そりゃ疲れるわ(笑)


「仕事ができそうな私」を自分で作って、自分で苦しくなる

私には昔から、ちょっと面倒なクセがあります。

新しい仕事を始めると、最初から頑張りすぎる。

まだ誰もそこまで期待していないのに
「早く仕事を覚えなきゃ」
「ちゃんと役に立たなきゃ」
「仕事ができないと思われたくない」
と、勝手にアクセル全開。

すると当然
「あ、この人はこれくらいできる人なんだ」と思われます。

周りから見れば、それが私の通常運転ですからね。
でも実際には違う。

私は最初から150%くらいで走っている(笑)

そのうち疲れて80%になったとしても、周りから見ると
「あれ?前よりやらなくなった?」になる可能性があります。

そして私は
「期待されてる……」
「ちゃんとしなきゃ……」
と、また頑張る。

今考えると
自分でハードルを上げて、自分で苦しんでいました。
自作自演です(笑)


職場に馴染めなくなるのは「合わせる気力」がなくなった時だった

そんな私にも
「もう、この職場に馴染めないな」と感じる瞬間があります。

振り返ってみると、それは
人間関係で大きなトラブルが起きた時だけではありませんでした。

むしろ、職場用の自分を維持する気力がなくなった時。
これがかなり大きかったと思います。

最初はできていた
「おはようございます!」
「大丈夫です!」
「やっておきますね!」
みたいなことが、だんだん重たくなる。

別に挨拶が嫌なわけでも、仕事をしたくないわけでもありません。
ただ、常に誰かに合わせている状態そのものに疲れてくる。

すると、今まで普通にできていた雑談まで面倒になります。

人に話しかけられるだけで疲れる。
一人になりたい。
必要なことだけ話して仕事をしたい。

そうなった時
私はずっと「また職場に馴染めなくなった」と思っていました。

でも今は、馴染めなくなったんじゃなくて
無理して合わせ続けることができなくなっただけなのかもしれないと思っています。


周りと「仕事に求めているもの」が違うこともあった

もう一つ、転職を繰り返して気づいたことがあります。

それは、仕事に求めているものは人によって全然違うということです。

「この会社でキャリアを積みたい」
「昇進したい」
「もっと責任のある仕事がしたい」
そんな人もいます。
もちろん、それは素晴らしいことだと思います。

でも私は、そこにあまり興味がありませんでした(笑)

私にとって仕事は、人生の中心というより
自分の生活を守るために必要なもの。

特に今は
猫たちとの時間や自分の暮らしを守りながら働けることの方が大切です。

だから、仕事への熱量が高い人ばかりの環境に入ると
「私、そこまで仕事に人生をかけてないんだけどな……」と感じることがありました。

これは、どちらが正しいという話ではありません。

ただ、自分が仕事に求めているものと
職場が求めているものが大きく違えば、居心地が悪くなることはある。

私はそれを「自分が馴染めないせい」だと思っていたんですよね。


職場に馴染めない時に確認したい3つのこと

もし今「どうして私は職場に馴染めないんだろう」と悩んでいるなら
いきなり自分の性格を責める前に、少しだけ状況を分けて考えてみるといいかもしれません。

① 本当に馴染めていないのか?

まず考えたいのが
実際に周囲とうまくいっていないのか?
それとも自分が「馴染めていない」と感じているだけなのか
ということ。

仕事上必要なコミュニケーションが取れていて
大きなトラブルもなく仕事ができている。

それなら
「みんなと仲良くできていない=馴染めていない」とは限りません。

職場は友達を作る場所ではないので
必要以上に親しくならなくても仕事はできます。

私はここを一緒に考えてしまっていました。

② 無理して「職場用の自分」を作っていないか

職場に合わせるために
本来の自分より明るく振る舞ったり、必要以上に頑張ったりしていないでしょうか。
最初はできても、それを毎日続けるのは結構大変です。

私の場合はまさにこれ。
「馴染まなきゃ」と頑張るほど、あとから苦しくなっていました。

100%素の自分で働くのは難しくても
最初から無理して150%の自分を作らない。

これは、転職を繰り返した私が今になって思うことです。

③ その職場と自分の価値観が合っているか

職場には、それぞれ独特の空気があります。

仕事最優先の会社もあれば
プライベートを大切にする人が多い会社もある。

チームで動くことを重視するところもあれば
一人で黙々と進められる仕事もあります。

どんな環境が合うかは人それぞれ。

だから「自分は社会人としてダメなのか」ではなく
「この環境は自分に合っているのか」と考えてみることも大切だと思います。


馴染むことより「無理なく働けること」を優先してもいい

昔の私は「どんな職場でもちゃんと馴染める人の方が優秀」
みたいに思っていたところがあります。

コミュニケーション能力が高くて、誰とでも仲良くできて、仕事もバリバリこなす。

そんな人を見ると
「私もああならなきゃ」と思っていました。

でも40代になった今は、少し考え方が変わりました。

もちろん、仕事をする以上は最低限の協調性は必須です。
挨拶もするし、必要な報告や相談もする。

でも、職場のみんなと仲良くなる必要まではない。

無理して明るい人にならなくてもいいし
仕事を人生の最優先にしなくてもいい。

必要な仕事をきちんとして、お互いに気持ちよく働ける距離を保てれば
それで十分な職場だってあります。

私は人間関係に疲れやすいと分かってから
在宅ワークを含めて、自分に合う働き方を探すようになりました。

「職場に馴染める自分になる」より
「自分が無理をしなくても働ける環境を探す」という方向に考え方を変えたんです。



転職する前に「何がしんどいのか」だけは整理しておく

とはいえ
「馴染めない!じゃあ辞めよう!」で転職を繰り返しても
私のように同じことが起こる可能性があります(笑)

だからこそ、今の職場がつらい時には
「何がしんどいのか」を具体的にしておくことが大事だと思います。

たとえば

  • 雑談や付き合いが多いことが疲れる
  • 常に周囲と連携する仕事がしんどい
  • 頼まれると断れず抱え込んでしまう
  • 評価されようとして頑張りすぎる
  • 職場の仕事に対する熱量についていけない
  • 一人で集中できる時間が少ない

こんなふうに分けてみると
「人間関係が苦手だから」だけでは見えなかったものが見えてきます。

私の場合は
人と関わることそのものより、周囲に合わせ続けることに疲れやすい。

そして、一人で自分のペースで進められる仕事の方が合っている。

そこが少しずつ分かってきました。

転職を考えるなら、「次は何の仕事をするか」だけではなく
「次はどんな環境なら同じ苦しさを繰り返しにくいか」まで考えておくと
仕事選びの基準も変わってくると思います。


まとめ|職場に馴染めない=自分に問題がある、とは限らない

私は長い間
「どうして私は職場に馴染めないんだろう」と思っていました。

でも過去の職場を振り返ってみたら、私の場合は

  • 周囲に合わせすぎる
  • 最初から頑張りすぎる
  • 「仕事ができる自分」を作ってしまう
  • その状態を維持できなくなって疲れる
  • 職場と自分の仕事への価値観が合っていない

という共通点がありました。

つまり問題は「馴染めないこと」だけではなかったんです。
むしろ、馴染もうとして頑張りすぎていた。

これに気づいてからは
「もっとコミュニケーション能力を身につけなきゃ」ではなく
「私はどんな環境なら、無理せず働けるんだろう?」と考えるようになりました。

職場に馴染めないと
自分だけ浮いているような気がして不安になることもあります。

でも、仕事に必要なコミュニケーションが取れているなら
全員と仲良くならなくてもいい。

そして、どうしても毎日無理をしないと馴染めない環境なら
自分を変えることだけが答えではなく、自分に合う働き方を探すことも一つの選択肢です。

「私がダメなのかな」で終わらせず
「私は何に疲れているんだろう?」そこから考えてみると
自分に合う働き方のヒントが見つかるかもしれません。

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