「人付き合いって、こんなに疲れるものだったっけ?」
40代になってから、そう感じることが増えました。
誰かと話すことが嫌いなわけでもないし
人そのものが嫌いなわけでもありません。
でも、人と会ったあとにドッと疲れたり
「あの言い方で大丈夫だったかな」
「変なこと言わなかったかな」なんて
一人反省会を始めてしまったり。
私は昔から、周りに気を遣いすぎるところがあります。
誘われると断りにくいし
職場では周囲の空気も気になる。
人間関係を悪くしたくなくて
多少無理をしてでも周りに合わせていました。
でも40代になった今は
以前よりずっと人付き合いがラクになっています。
何か特別なコミュニケーション術を身につけたわけではありません。
私が変えたのは
「誰とでもうまく付き合おう」とするのをやめたこと。
付き合う相手を選ぶようになったことで
人付き合いに使っていた気力が減り、気持ちにも余裕ができました。
今回は、人付き合いに疲れやすかった私が
40代になって変えたことについてお話しします。
40代になって人付き合いに疲れるようになった理由
若い頃の私は
今よりずっと「人に合わせること」が当たり前でした。
どちらかと言えば上手な方だったと思います。
職場なら、多少苦手な人がいても付き合う。
誘われたら、あまり気が乗らなくても参加する。
機嫌の悪い人がいれば、自分から話しに行ったり。
今思えば、自分がどうしたいかよりも
相手にどう思われるかを優先することが多かったんですよね。
もちろん、人と関わって生活している以上
ある程度の気遣いは必要です。
でも、気遣いと「無理して合わせること」は少し違います。
私はその境界線が、かなり曖昧でした。
気を遣いすぎて一人になってから疲れる
人と会っている最中は、それなりに楽しく過ごせるんです。
問題は帰ってきてから。
特に大勢の人がいる場所や
まだそれほど親しくない人と長時間一緒にいると
知らないうちにかなり気を遣っています。
相手の表情を見たり、会話が途切れないようにしたり。
別に誰から頼まれたわけでもないのに
自分で勝手に気を遣って、勝手に疲れているんですよね。
断れないから無理な付き合いも増えていた
昔は「断る」ということにも、かなり抵抗がありました。
誘ってもらったのに断ったら悪いかな。
付き合いが悪いと思われないかな。
そんなことを考えると、気が乗らなくても「行く」と言ってしまう。
そして当日が近づくにつれて
「行きたくないなぁ……」と思い始める(笑)
自分でOKしたのに、です。
今なら「最初から断ればいいやん」と思います。
でも当時は、断ることで
相手との関係が変わることのほうが怖かったんだと思います。
職場の人間関係は自分で選べないから疲れやすかった
私にとって特に大きかったのが、職場の人間関係です。
友人なら付き合う相手をある程度選べますが
職場ではそうはいきません。
苦手な人がいても、仕事なら関わらなければならない。
相性が合わなくても、毎日のように顔を合わせる。
さらに私は周りを気にするタイプなので
職場の雰囲気が悪いだけでも疲れてしまいます。
自分とは関係のないところで誰かがピリピリしていても
なんとなく居心地が悪い。
今考えると
自分には関係のない他人の感情まで背負いすぎていたんですよね。
仕事そのものより
人間関係で疲れて帰宅する日もありました。
在宅で仕事をするようになってから
私は仕事が嫌だったというより
仕事に付随する人間関係に疲れていた部分も大きかったんだなと気づきました。
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人付き合いに疲れた私がやめた「誰とでも仲良く」
40代になった今
私が一番変わったと思うのは、付き合う相手を選ぶようになったことです。
文字にすると、ちょっと冷たく見えるかもしれません。
でも「自分にメリットがある人としか付き合わない」
という意味ではありません。
一緒にいて安心できる人。
無理に会話を続けなくても大丈夫な人。
断っても関係が壊れない人。
自分を必要以上によく見せなくても付き合える人。
そういう人との関係を大切にするようになりました。
逆に、一緒にいるたびにひどく疲れてしまう関係を
無理に維持しようとすることは減りました。
「嫌われないこと」を最優先にしなくなった
以前の私は、人間関係で何かあると
「嫌われたくない」という気持ちが強かったように思います。
でも、全員に好かれるなんて無理です。
こちらがどれだけ気を遣っても、合わない人はいます。
反対に、多少断ったくらいでは変わらない関係もあります。
それなら、すべての人から好かれようとして疲れるより
自分が大切にしたい人との関係に気力を使ったほうがいい。
40代になって、ようやくそう思えるようになりました。
▼人と距離を置くようになって変わったのは、人付き合いだけではありません。
以前より他人と自分を比べることも減りました。

人付き合いを減らして一番変わったのは「気持ちの余裕」
付き合う相手を選ぶようになって
一番変わったのは時間ではありませんでした。
気持ちの余裕が増えたことです。
人付き合いって
実際に会っている時間だけを使うわけじゃないんですよね。
予定が入れば、その日までなんとなく気になる。
会ったあとは、会話を思い返すこともある。
何か引っかかることがあれば
それを何日も考えてしまうことだってあります。
私の場合、人付き合いを整理したことで
この「見えない消耗」がかなり減りました。
家にいるときまで他人のことを考えている時間が減って
自分のことに気持ちを向けられるようになったんです。
人付き合いが少ない=寂しいとは限らない
以前なら、人付き合いが少ないことに
少し不安を感じていたかもしれません。
友達は多いほうがいい。
誘われる人のほうが充実している。
なんとなく、そんなイメージもありました。
でも今は、人付き合いの「数」はあまり気になりません。
大切なのは、自分にとって心地いい関係があるかどうか。
たくさんの人と付き合って疲れているより
少人数でも安心できる人がいるほうが、私はずっと心地よく暮らせます。
40代で人付き合いに疲れたときに意識したいこと
もし今
「人付き合いがしんどい」
「誰かと会うだけで疲れる」
と感じているなら
いきなり人間関係を全部切る必要はないと思います。
私自身も、人との関わりをすべてなくしたわけではありません。
変えたのは、無理をしてまで維持する関係を減らしたことです。
① 会ったあとに自分がどう感じるか考える
「この人と付き合うべきか」を難しく考えなくても
ひとつ分かりやすい目安があります。
その人と会ったあと、自分がどう感じているか。
「楽しかった」
「また会いたい」
そう思えるなら、その関係はきっと大切にしたいもの。
反対に毎回
「疲れた……」
「また気を遣いすぎた……」
そうなるなら、少し付き合い方を見直してもいいのかもしれません。
② 誘いを全部受けなくてもいい
誘われたら行かなければならない
なんてルールはありません。
予定がなくても、疲れていたら断っていい。
一人で過ごしたければ、それだって立派な予定です。
一度誘いを断ったくらいで終わってしまう関係ばかりではありません。
断ることよりも、無理して付き合い続けて
相手そのものが嫌になってしまうほうがもったいないと思うようになりました。
③ 全員と仲良くしようとしない
職場など、どうしても付き合う相手を選べない場所もあります。
そんなときも、「仲良くならなければ」と思わなくていい。
必要なコミュニケーションが取れて
仕事ができれば十分な関係もあります。
合わない人と無理に距離を縮めようとせず、適度な距離を保つ。
それだけでも、人付き合いの疲れ方は変わると思います。
まとめ|40代からは「誰と付き合うか」を選んでもいい
私は昔、人間関係で疲れていても
「人付き合いって、そういうものだから」と思っていました。
気を遣うのも、誘いを断れないのも
職場の人間関係で消耗するのも仕方がない。
でも40代になって、付き合う相手を選ぶようになってから
ずいぶん気持ちがラクになりました。
人付き合いに疲れているとき
必要なのは「もっと上手に付き合える人になること」とは限りません。
付き合い方そのものを変える方法もあります。
・誰と会うかを選ぶ
・気が乗らない誘いは断る
・全員と仲良くしようとしない
・心地いい関係を大切にする
全部を一度に変える必要はありません。
まずは「この付き合い、本当に無理しなくちゃいけないのかな?」
と考えてみるだけでもいいと思います。
40代になるまで続けてきた人付き合いの形が
今の自分にも合っているとは限りません。
人との関係を大切にすることと
自分をすり減らしてまで付き合うことは別物です。
これから先も続いていく毎日だからこそ。
自分の気持ちに少し余裕を残せる人付き合いを選んでいい。
私はそう考えるようになってから
人と付き合うことそのものも、以前よりラクになりました。

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