「自分に向いてる仕事って、なんだろう?」
求人を見ながら考えても、これが意外と分かりません。
仕事内容を読んで
「これならできそう」と思って始めたのに、働いてみたら全然合わなかった。
逆に、特に期待せず始めたことが、思いのほか自分に合っていた。
私はこれまで、数えきれないほど転職してきました。
しかも職種も業種もバラバラ。
昔は
「こんなに仕事が続かないって、私に問題があるのでは?」と思ったこともありました。
でも40代になった今、これまでの仕事を振り返ってみると
続かなかったからこそ見えてきたものもあります。
それが、自分の「向き不向き」。
今回は、転職三昧だった私の経験から分かった
- 向いている仕事・向いていない仕事の共通点
- 「できる仕事」と「向いている仕事」の違い
- 自分に合う仕事を見つけるために振り返りたいこと
について書いてみます。
「自分に向いてる仕事が分からない」
「転職を繰り返してしまう」
そんな人が、自分の働き方を考えるヒントになれば嬉しいです。
転職を繰り返したからこそ見えてきた「自分のクセ」
私は本当に、いろいろな仕事をしてきました。
職種も業種もバラバラです。
長く同じ会社で長らく働いている人を見ると
「すごいなぁ」と今でも思います。
私にはできなかったから。
ただ、いろいろ経験したことで
「こういうことをすると私はしんどくなる」
「こういう仕事なら意外と苦にならない」
という、自分のクセはかなり分かるようになりました。
若い頃は、仕事内容そのものばかり見ていた気がします。
でも今振り返ると、私の場合は仕事内容以上に
「どうやって働くか」の方が大事だったんですよね。
苦手なことは、仕事を変えてもやっぱり苦手だった
職種も業種も違う仕事を経験しましたが
それでも共通して苦手だったことがあります。
私は昔から
- 人前に立って代表して意見する
- 大勢をまとめる
- 人に指示を出す
- 誰かを管理する
こういうことが苦手です。
経験を積めば多少はできるようになります。
でも、できるようになることと、苦にならないことは別。
ここは転職を繰り返して、かなり実感しました。
反対に
- 自分のペースで黙々と作業する
- 一人で完成まで持っていく
- コツコツ積み上げる
- 何かを作る
こういうことは昔から比較的好きでした。
思い返してみれば
子どもの頃から何かを作ることが好きだったんですよね。
今なら「あぁ、だからか」と思います。
「できる仕事」と「向いている仕事」は同じじゃなかった
ここは、今になってすごく大事だと思っているところです。
私は「仕事としてできるなら、向いている」と思っていました。
でも違いました。
たとえば、人と関わる仕事だってできます。
職場に合わせることもできます。
頼まれた仕事を覚えて、それなりにこなすこともできます。
でも、それを毎日続けることで猛烈に疲れるなら
「できるけれど、自分には負担が大きい仕事」なのかもしれません。
逆に、仕事が終わったあともそれほど消耗せず
「また明日もやるか」と思えるものなら
派手な得意分野ではなくても、自分に合っている可能性があります。
向いている仕事を考える時は
「できるか?」だけじゃなく「無理なく続けられるか?」まで見る。
転職を繰り返してきた私は、ここに気づくまで結構時間がかかりました。

昔は「指示待ち」だった私が、フリーランスでは変わった
自分でも面白いと思うのが
働く環境によって私自身がかなり変わったことです。
外に働きに出ていた頃の私は、どちらかというと指示待ち人間でした。
「何をすればいいですか?」と、与えられた仕事をこなす方がラク。
自分から何かを提案したり
仕事を作ったりするタイプではありませんでした。
ところがフリーランスで仕事をするようになると
「あれやってみようかな」
「こうしたらいいんじゃない?」
と、自分から考えることが増えました。
やりたいことまでポンポン出てくる。
自分でも「人ってこんなに変わるんだな……」と思ったくらい(笑)
でも、性格そのものが別人になったわけではないと思います。
私の場合、誰かに管理される環境より
自分で考えて自分のペースで動ける環境の方が力を出しやすかった。
それだけだったのかもしれません。
「私は自主性がない」
「仕事にやる気がない」
と思っていても、環境が変われば違う自分が出てくることもあるんですよね。
動画編集も「やってみたから」向いていると分かった
動画編集もそうでした。
もともと「私は動画編集に向いている!」と思って始めたわけではありません。
旦那さんから「やってみたら?」と言われたのがきっかけ。
もし言われなかったら、触ることすらなく終わっていたかもしれません。
ところが、やってみたら意外とハマった。
一人でパソコンに向かって
素材を組み合わせてひとつの動画を完成させる。
地道な作業も多いけれど、自分の手で少しずつ完成形に近づいていく。
よく考えたら昔から好きだった
「一人で黙々」「コツコツ」「何かを作る」が全部入っていたんです。
もちろん、向いている仕事なら何でもずっと楽しいわけではありません。
仕事になれば大変なこともあるし
私は動画編集そのものに疲れた時期もありました。
それでも、実際にやってみなければ
自分にこんな適性があることすら分からなかった。
これは大きな発見でした。
人生、なんでもやってみないと分からん(笑)
自分に向いてる仕事がわからない時に振り返りたい3つのこと
「じゃあ、どうやって自分に向いている仕事を見つければいいの?」
と思いますよね。
私は適職診断の専門家ではないので
「あなたにはこの仕事!」なんてことは言えません。
ただ、これまでの経験から過去の仕事について次の3つを振り返ると
自分の傾向はかなり見えてくると思っています。
① 何をしている時に一番疲れた?
まずは「得意だったこと」より、何に疲れたか。
私はこれが分かりやすかったです。
仕事内容そのものなのか。
人間関係なのか。
電話対応なのか。
大勢で仕事をすることなのか。
誰かに管理されることなのか。
責任を負って人をまとめることなのか。
「前の仕事が嫌だった」で終わらせず、何が嫌だったのかを細かく分ける。
すると、違う職場でも繰り返している共通点が見つかるかもしれません。
② 苦にならずにできたことは何だった?
次に考えたいのが、それほど頑張らなくてもできたこと。
ここでポイントなのが
「褒められたこと」だけを探さなくてもいいことです。
私は一人でコツコツ作業することを
「これが私の才能だ!」なんて思ったことはありませんでした。
だって、普通にやっていただけだから(笑)
でも、人によってはその「普通」が苦手なこともあります。
自分にとって当たり前すぎて気づいていないところに
向いている仕事のヒントが隠れていることもあります。
③ 「仕事内容」ではなく「働き方」も振り返る
そして私が一番大事だと思うのがこれ。
同じような仕事内容でも
- 一人で進めるのか
- チームで進めるのか
- 出社するのか
- 在宅なのか
- 指示されたことを進めるのか
- 自分で考えて進めるのか
- 人とのやり取りが多いのか少ないのか
によって、働きやすさは全然違います。
私の場合は「何の仕事をするか」だけではなく
「どう働くか」がかなり重要だった。
だから今は
自宅でできて、一人で完結しやすく、自分のペースを保てる働き方を探しています。

転職が多かったことを「失敗」だけで終わらせなくてもいい
転職回数が多いことを
私はずっとポジティブに捉えていたわけではありません。
「また続かなかった」と思うこともありました。
履歴書を書きながら「多いなぁ……」と思ったことだってあります(笑)
長く勤められる人を見れば、今でも尊敬します。
ただ、転職を繰り返した経験が全部無駄だったかというと、それも違いました。
実際に働いたから「これは苦手」と分かった。
違う仕事をしたから「こっちは意外と好き」と気づいた。
そして何度も環境を変えたからこそ
自分が無理なく働ける条件が少しずつ分かってきた。
転職が多いという事実そのものを変えることはできません。
だったら
「続かなかったからダメだった」だけで終わらせるより
その経験から自分について何が分かったのかを次の仕事選びに使った方がいい。
私はそう考えるようになりました。
まとめ|向いている仕事は「自分が無理なく続けられる条件」から探してみる
私はたくさん転職してきました。
その結果分かったのは
向いている仕事は、職種名だけでは決められないということでした。
私の場合
- 人をまとめたり管理したりすることは苦手
- 一人で黙々と進める作業は好き
- コツコツ積み上げることは苦になりにくい
- 何かを作る仕事が好き
- 自分のペースで進められる環境の方が動きやすい
という傾向があります。
これが分かったのは、いろいろな仕事を実際に経験したからです。
もし今
「自分に向いてる仕事が分からない」と悩んでいるなら
いきなり「自分の適職は何だろう?」と正解を探さなくてもいいのかもしれません。
まずは、これまでの仕事や経験を振り返って
「何が一番しんどかった?」
「何なら、それほど苦にならなかった?」
「どんな環境なら働きやすかった?」
この3つを書き出してみてください。
「ずっと人と接していることに疲れた」
「一人で作業する時間は苦にならなかった」
というところまで掘り下げるのがポイントです。
そうすると次に仕事を探す時も
「できそうな仕事」だけではなく、「自分が無理なく続けられそうな仕事」
という基準で求人を見られるようになります。
転職した経験も、続かなかった仕事も、そこで終わりではありません。
「自分には何が合わなかったのか」が分かれば
次の仕事選びに使える立派な材料になります。
自分に向いている仕事が分からない時こそ、これまでの経験の中から
自分が無理なく働ける条件をひとつずつ見つけてみてくださいね。

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