【猫 多頭飼い ケンカ】止めるべき?見守るべき?3匹暮らしで決めた判断基準と対処法

多頭飼いをしていると、突然始まる猫同士の取っ組み合い。

追いかける。
飛びかかる。
噛みつく。
猫パンチ炸裂。

「ちょっと待って、それ遊んでるの?ケンカしてるの?」
飼い主としては、止めるべきなのか見守るべきなのか迷います。

我が家には現在3匹の猫がいます。

長男くんと次男くんは基本的には仲良し。
そこへ長女ちゃんが加わってからは
なんとも不穏な空気になることも増えました(笑)

以前の私は、猫たちが激しくじゃれ始めると
心配ですぐ止めていました。
でも3匹を見てきた今は、激しく動いているだけでは止めません。

我が家で見るのは、暴れ方よりも猫たちの様子。

この記事では、3匹と暮らす我が家が
「ここまでは見守る」「ここからは止める」と判断するときに見ていることや
実際にしている対策について紹介します。

※猫同士の関係や反応には個体差があります。
この記事は我が家の3匹との暮らしを通して決めてきた判断基準を紹介するもので
すべての猫に当てはまるものではありません。
ケガをしている、激しい攻撃が続く、普段と様子が違うなど心配な場合は
獣医師など専門家への相談も検討してください。


目次

猫同士が大暴れ!我が家ではすぐには止めない

多頭飼いを始めた頃は、猫同士が激しくじゃれていると
「ケンカしてる?」と思って止めていました。

特に次男くんがまだ仔猫だった頃は、まぁまぁの暴れん坊で(笑)
自分より何倍も大きな長男くんに果敢に向かっていきます。

長男くんはそんな次男くんのお世話をしたり
一緒に遊んであげたりしていましたが、飼い主としては心配。

「長男くん、嫌なんじゃない?」
「次男くん、やりすぎじゃない?」
そんなことを考えて
遊んでいただけなのに止めてしまったこともありました。

今考えれば猫たちからしたら
「え?今いいところだったんですけど?」と、興ざめだったかもしれません(笑)

現在は、多少激しくてもすぐには止めないようになりました。
猫パンチが出ても、追いかけっこをしていても
取っ組み合いになっていても、それだけでは判断しません。

我が家ではまず、どちらかが嫌がっていないか
興奮しすぎていないかを見るようにしています。

「遊び?ケンカ?」我が家が見ている3つのポイント

猫たちの行動を見ていると
遊んでいるだけなのか、どちらか一方は嫌がっているのか・・・
わからない時もあります。

なので我が家では
止めるべきかをこんな感じで判断しています。

① どちらかが痛そうな声を出していないか

まず気にしているのが声です。

取っ組み合いをしていても
お互い普段通りならしばらく様子を見ます。

でも、どちらかが明らかに痛そうな声を出したら
「ダメよー」と一声。

これで離れたり落ち着いたりすれば、そのまま終了です。

声をかけても続けている場合は②へ進みます。

② どちらかが興奮状態になっていないか

我が家では、暴れ方の激しさよりこちらを重視しています。

ものすごい勢いで走り回っていても
どちらも興奮しすぎている感じがなければ、とりあえず見守ります。

逆に、声をかけても止まらず
片方がかなり興奮しているようならすぐ止めに入ります。

長く一緒に暮らしていると
「あ、これはいつもの運動会だな」というときと
「ちょっとヒートアップしてない?」というときが
なんとなく分かるようになってきました。

もちろん毎回完璧に判断できるわけではありませんが
だからこそ、激しくなってきたときは放置せず近くで観察しています。

③ 一方的になっていないか

もうひとつ見るのが、どちらか一方だけが嫌がっていないか。

追いかけっこをしていても
その後ケロッとして普通に過ごしているなら、あまり気にしません。

でも、一方が明らかに逃げ続けていたり
嫌がっているのにもう一方がしつこく追いかけていたりすれば注意して見ます。

猫パンチが出たから即アウト。
追いかけたから即アウト。
ではなく、その前後も含めて様子を見るようにしています。

遊んでいるだけでもケガをしたことがある

我が家が猫たちの運動会を注意して見るようになったのには
理由があるんです。

次男くんがまだ小さな仔猫だった頃。
次男くんは、とにかく長男くんが大好き。

自分より何倍も大きな長男くんに果敢に向かっていっては
遊んでもらっていました。

長男くんも嫌がっている様子はなく
次男くんのお世話をしたり、一緒に遊んだり。

そんなある日。

遊んでいる最中に、次男くんの小さな爪が
長男くんの鼻の下あたりに当たってしまったようでした。

そして、血が止まらない。
慌てて動物病院へ駆け込みました。

本気でケンカしていたわけではありません。
いつものように遊んでいただけ。
それでも、ケガをすることはあるんですよね。

この出来事があったから、猫同士が激しく遊んでいるときに
「遊びなら放っておけば大丈夫」とは思わなくなりました。

だからといって、全部止めるわけでもありません。

止める必要がなさそうなら見守る。でも、ちゃんと見る。
今の我が家は、このくらいの距離感です。

我が家で「止めよう」と判断したときの対応

どちらかが痛そうな声を出した。
声をかけても止まらない。
さらに片方が興奮している。

そんなときは、我が家では止めに入ります。

最初にするのは、手を叩いて少し大きな音を出しながら
「ダメよー」と声をかけること。
そのままゆっくり近づきます。

これで離れれば、私はそれ以上何もしません。

まだ続けている場合は、もう一度声をかけます。
それでも離れないときは、興奮している方の猫に触れる。

叩いたり、無理やり引き離したりするのではなく
我が家の場合は体に触れるだけです。

すると「ハッ!母ちゃんいた!」とでも思うのか
我に返ってくれることが多いです(笑)

ただし、これはあくまで我が家の3匹に対して普段行っている方法です。

強く興奮した猫に手を出せば
飼い主が噛まれたり引っかかれたりする可能性もあります。

猫同士が激しく争っているところへ
素手で無理に割って入る方法をおすすめするものではありません。

我が家でも「触れば絶対大丈夫」と思っているわけではなく
猫たちの状態を見ながら対応しています。

長女ちゃん加入で我が家に不穏な空気が増えた(笑)

長男くんと次男くんの2匹だった頃は、かなり平和でした。

ところが長女ちゃんが加入してから
我が家では、不穏な空気になることが増えました(笑)

長女ちゃんは、お兄ちゃんたちが大切にしてきたものも容赦なく奪います(笑)

長男くんのお気に入り場所を取る

長男くんには、お気に入りの爪とぎタワーがありました。
ところが長女ちゃんも、そこがお気に入りに。

取られた長男くんはプリプリ。

そこで我が家では、同じ爪とぎタワーを増設しました。

「そこは長男くんのだからダメ!」と長女ちゃんを追い払うのではなく
じゃあ同じものを増やしてみよう、という作戦です。

次男くんのお気に入りのおもちゃも取る

次男くんには、大好きな大きな魚の蹴りぐるみがあります。
これも長女ちゃんが奪う。

そして次男くん、しょんぼり。
……買いましょう(笑)
同じものを追加購入しました。

ちなみに長男くんもこの魚が好き。

だったらもう、人数分買っちゃえ。
ということで、それぞれ使えるようにしました。

ハンモックも1個から人数分へ

キャットタワーには、もともとハンモックが1個しかありませんでした。

長男くんと次男くんは仲がいいので
2匹で無理やり入っていることもありました。

でも長女ちゃんとは、一緒に入りたくないらしい(笑)

ここでも不穏な空気が漂い始めたので
即座にハンモックを増設。

それぞれ使えるようにしました。
もちろん、一番高い所が・・・長女ちゃんの場所です(笑)

多頭飼いのケンカ対策は「仲良くさせる」だけじゃなかった

爪とぎタワーを増やす。
お気に入りのおもちゃを人数分用意する。
ハンモックを増設する。

だからといって
「これで我が家のケンカはなくなりました!」なんてことはありません(笑)

相変わらず追いかけます。
飛びかかります。
時には怒ります。

でも我が家で環境を整えている目的は
3匹を無理やり仲良くさせることではありません。

取り合わなくても済むものなら
取り合わなくていい環境にしておく。

そのくらいです。

猫にも相性があります。

長男くんと次男くんのように仲のいい組み合わせもあれば
長女ちゃんが長男くんに飛びかかって長男くんが怒ることもあります。

最近では、以前より関係が変わってきたと感じる場面もあります。

▼3匹それぞれの相性については、こちらの記事にもまとめています。

ケンカをゼロにするというより
ケンカが大きくならないように、母ちゃんができる工夫をしておく。

我が家では、そんな感じで見守っています。

まとめ
大暴れしていても「すぐ止める」ではなく、まず猫を見る

多頭飼いを始めた頃の私は
猫同士が激しくじゃれ始めると心配ですぐ止めていました。

でも3匹と暮らしてきた今は
【大暴れしている=すぐ止める】ではなくなりました。

我が家で見ているのは

  • どちらかが痛そうな声を出していないか
  • 興奮しすぎていないか
  • 一方だけが嫌がっていないか

という猫たちの様子です。

問題なさそうなら見守る。
少し怪しくなってきたら声をかける。
興奮して止まらないようなら、猫たちの状態を見ながら止めに入る。

そして、取り合いから不穏な空気が生まれているなら
同じものを増やせないか考えてみる。

我が家では、このやり方に落ち着きました。

猫同士の関係は
飼い主が「仲良くしなさい!」と言ったところでどうにもなりません(笑)

だから私は、3匹の関係を変えようとするより
それぞれができるだけ穏やかに暮らせるように環境を整えて
必要なときだけ母ちゃん出動。

これからも、そんな距離感で3匹を見守っていこうと思っています。

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