猫と暮らしていると
「ちょっと!それ触らないで!」と言いたくなること、ありませんか?
我が家には3匹の猫がいます。
そして3匹と暮らしていると、本当によく分かります。
猫によって、いたずらのレベルが全然違う(笑)。
比較的「それは触らなくてもいいかな」と判断してくれる子もいれば
「そこに何かありますね?確認します!」と
とりあえず首を突っ込む子もいます。
我が家の場合、特に長女ちゃん。
好奇心旺盛という言葉だけでは片づけられないくらい
いろいろなものに興味津々です(笑)。
以前は「ダメだよ!」と注意すれば
そのうち覚えてくれるんじゃないかと思うこともありました。
でも3匹と暮らしてきて、今は少し考え方が変わりました。
猫を叱ってやめさせるより、いたずらできない環境にした方が早い。
しかも、いたずらの内容によっては誤飲や感電など
笑い話では済まない事故につながる可能性もあります。
特にひも状の異物は腸閉塞などを起こす危険があり
電気コードを噛めば感電のおそれもあります。
この記事では、3匹の猫と暮らす我が家が
猫のいたずらを防ぐために実際にやっていることを紹介します。
「うちの猫、何回言ってもやめない!」と困っている飼い主さんの
参考になればうれしいです。
猫のいたずら対策は「叱る」だけでは難しかった
人間からすると
「昨日も注意したのに!」と言いたくなることがあります。
でも考えてみれば、猫にとっては
「飼い主が困るからやってはいけない」
なんて知ったこっちゃないんですよね(笑)。
気になる。
動く。
触ってみたい。
入りたい。
登ってみたい。
そこに魅力的なものがあれば、またやってしまうことがあります。
環境省の飼い主教育資料でも
猫を迎える際には棚の上まで含めて環境を整え
猫を叱らなくてもいい状況を作っておくことが示されています。
だったら猫に「やらないで」とお願いし続けるより
人間が先回りした方が平和じゃない?
これが、今の我が家の基本的な考え方です。
3匹いても、いたずらの程度は全然違う
三匹三様で、みんな興味を持つものや行動はそれぞれ違います。
だから
「この子は今まで大丈夫だったから、この子も大丈夫」とは限らないんですよね。
長男くん・次男くんとの暮らしでは特に問題にならなかった場所や物でも
長女ちゃんが来たことで対策が必要になったものがあります。
ここで私が学んだのが、
猫のいたずら対策は「猫一般」ではなく、その子を見て変える必要があるということ。
1匹目がやらなかったから安全。
昨日まで興味を示さなかったから大丈夫。
そう決めつけないようになりました。
特に多頭飼いでは
誰か1匹でも興味を持つものなら対策しておいた方が安心です。
我が家でやっている猫のいたずら防止策
1.触ってほしくない物は最初から出しておかない
一番シンプルですが、これが基本です。
猫に触られて困るものを、猫が触れる場所に置かない。
「そこに置いてあるけど触らないでね」ではなく、そもそも置かない。
小さい物や、口に入りそうな物は特に注意しています。
猫はひも、ビニール、輪ゴム、布など
人間からすると「そんなもの食べる?」と思うような身近な物を誤飲することがあります。
誤飲を防ぐためにも、飲み込める物を猫の届く場所に置かないことが大切です。
我が家の場合
「これは大丈夫かな?」と迷ったら
長女ちゃんだったらどうする?で考えると、だいたい答えが出ます(笑)。
大丈夫かどうか悩んでいる暇があったら片付ける。
これに限ります(笑)
2.危険なコード類は「噛まない前提」にしない
パソコンや家電があると、どうしてもコード類が増えます。
猫がまったく興味を示さないならいいのですが
噛んでしまう子の場合は注意が必要です。
電気コードを噛むことで、口の中のやけどだけでなく
重症の場合は呼吸困難や不整脈などにつながることがあります。
コードをカバーで覆ったり、壁に沿わせたり
猫が近づけないようにすることが予防策として挙げられています。
ここでも「噛んだら叱る」より「噛めないようにする」。
猫が悪さをしないことを期待するより
人間側で危険を減らしておいた方が安心です。
3.危ない場所には入れない
これは我が家でかなり重要。
実は……長女ちゃん、仕事部屋に入れません(笑)。
長男くんと次男くんだけだった頃は
私が仕事部屋へ行くと2匹も一緒についてきていました。
私が動画編集をしている横で過ごしてくれて
メンタル的にもかなり助けてもらったものです。
ところが長女ちゃん。
同じようにはいきません(笑)。
仕事部屋にはパソコンをはじめ、コード類や仕事道具など
できれば猫に触ってほしくないものがあります。
長男くんと次男くんなら比較的安心して一緒に過ごせても、長女ちゃんの場合は……
私が仕事どころではなくなる(笑)。
だから現在は、長女ちゃんを叱りながら仕事部屋で過ごすのではなく
最初から入れない。
これも立派ないたずら対策だと思っています。
危険な場所や近づいてほしくない場所には
ドアを閉めたり物理的に入れないようにしたりすることも
家庭内事故を防ぐ方法のひとつです。

4.猫のおもちゃも出しっぱなしにしない
猫用のおもちゃなら安全。
……とも限りません。
特に、ひもが付いているおもちゃなどは
遊び終わったら片づけるようにしています。
猫は遊んでいるうちに
ひもなどを飲み込んでしまうことがあります。
ひも状の異物は消化管に引っかかり
腸を傷つけたり腸閉塞を起こしたりする危険があります。
口や肛門からひもが出ている場合も
無理に引っ張らず動物病院へ相談する必要があります。
だから我が家では
人が一緒に遊ぶおもちゃと、猫だけでも遊べるものを分けて考えるようにしています。
猫用品だから大丈夫と思い込まず
壊れていないかも時々確認。
遊び方が激しい子なら
なおさらチェックしておきたいところです。
我が家も長女ちゃんが来てからは
チェックを厳しくしています(笑)
「ダメ!」と言い続けるより、原因をひとつずつ消していく
猫が何かするたびに
「ダメ!」
「こら!」
「またやってる!」
となると、人間も疲れます。
そしてたぶん、猫も楽しくない(笑)。
そこで我が家では、同じいたずらが何度も起きたら
「どうしたら、このいたずら自体ができなくなる?」を考えるようになりました。
- 物を落とすなら、そこに置かない。
- 口に入れそうなら、しまう。
- コードを噛むなら、届かないようにする。
- 危険な部屋なら、入れない。
ものすごく地味です。
でも、毎回叱るよりずっとラク。
そして何より、猫がいたずらした後に止めるのではなく
事故そのものを防ぎやすくなります。
いたずら対策は3匹同じじゃなくていい
3匹と暮らしていると
「同じ猫なのに、こんなに違うの?」と思うことがよくあります。
長男くんと次男くんでは気にならなかったことが
長女ちゃんでは対策必須になることもあります。
逆に、その子がまったく興味を示さない物まで
何もかも完全防備にする必要はないと思っています。
だから我が家では
その子が何に興味を持つのかを普段から見ることも大切にしています。
猫がよく行く場所。
口に入れようとする物。
落としたがる物。
入りたがる場所。
これが分かってくると
「次はここが危ないかも」と先回りできるようになります。
多頭飼いなら
一番いたずら好きな子を基準に考えておくくらいがちょうどいいかもしれません。
そうです、我が家では……長女ちゃん基準です(笑)
猫が誤飲したかもしれない時は自己判断しない
いたずら対策の中でも、特に気をつけたいのが誤飲です。
もし
「何か飲み込んだかもしれない」
「さっきまであったひもがない」
など、誤飲の可能性に気づいた場合は
自己判断で吐かせたりせず、まず動物病院へ相談してください。
異物によっては吐かせることが危険な場合もあり
誤飲した物や時間によって必要な対応が変わります。
また、ひもが口やお尻から見えていても、無理に引っ張るのは危険です。
「元気だから大丈夫かな」と様子を見るのではなく
何を・いつ・どのくらい飲み込んだ可能性があるのかを確認して
動物病院へ伝えるようにしてください。
この記事では我が家のいたずら防止策を紹介していますが
誤飲などが起きた場合の対応については、必ず獣医師の判断を仰いでください。
まとめ
猫のいたずら対策は「叱らなくて済む環境」を作る
猫のいたずらに困っていると
「どうやったらやめさせられるんだろう?」と考えてしまいます。
私も3匹と暮らす中で、何度「ダメ!」と言ったか分かりません(笑)。
でも今は
「猫を変えようとするより、まず環境を変える」
これを大切にしています。
触ってほしくない物は片づける。
危険な物には近づけない。
コード類を保護する。
人が見ていない時に危険なおもちゃを出しっぱなしにしない。
必要なら、入れない部屋を作る。
そして、猫によって性格も興味を持つものも違うので
その子の行動を見ながら対策を変えていく。
これだけでも、人間が「またやった!」と怒る回数は減らせると思います。
猫にとっては、ただ気になったから触っただけかもしれません。
だからこそ
「叱ってやめさせる」より「叱らなくても大丈夫な家にする」。
その方が、猫にも人間にも平和です。
我が家もこれから「え、今度はそこ!?」という
新たな戦いが始まるかもしれませんが(笑)。
そのたびに猫を叱るのではなく
人間側の防御力を上げていこうと思います。
参考情報
猫の誤飲・誤食や感電など、安全面については以下を参考にしています。

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