【40代の在宅ワーク選び】未経験から始めた私が「できる仕事」より大切だと思うこと

「在宅ワークをしたいけど、自分には何ができるんだろう?」
私も最初は、そこから始まりました。

30代から事務職を中心に働いていたので
在宅ワークを探し始めたときも
当然のようにバックオフィス系の求人を見ていました。

ところが、自分の事務スキルを改めて考えてみると
「これが得意です!」と言えるほどの強みがない。

事務系の資格も無ければ、専門性の高い仕事をしてきたわけでもない。

「もしかして私、在宅でできる仕事なんてないんじゃない?」

そんなところから
まったくの未経験だった動画編集の世界に飛び込みました。

その後、動画編集や動画制作を仕事にして約4年。
仕事として続けることはできたし、やりがいもありました。
でも最終的に私は、動画の仕事から一度離れることになります。

そこで初めて分かったんです。

在宅ワークを選ぶときは
「自分に何ができるか」だけじゃなく
「その仕事をしながら、どんな生活をしたいのか」も考えた方がいい。

今回は、40代・未経験から在宅ワークを始めた私が
実際に仕事にして、そして一度手放した経験から
今なら仕事選びで最初に考える3つのことをまとめます。


目次

ド素人な私が、動画編集を選んだ理由

在宅ワークを探し始めた頃の私は
まだ普通に勤めに出ていました。

それまで事務職を中心に働いていたので
在宅でも事務系の仕事を探すのが一番現実的だと思っていたんです。

でも求人を見ながら、自分の経歴を振り返れば振り返るほど
「私、事務職として何ができるんだろう?」という疑問が出てきました。

もちろん仕事としてはやってきた。
でも、在宅ワークで武器になるほどの
専門的なスキルがあるかと言われると・・・自信がありませんでした。

「やっぱり私には在宅ワークなんて無理なのかな」
そんな話を夫にしたとき、こんなことを言われました。

「事務職って、自分で向いてないって言ってなかった?
楽しくない仕事を在宅で一人でするのって、今よりしんどいと思うけど」

……確かに(笑)。

さらに、

「それなら個人事業主になって、自分で仕事してみたら?
動画編集とかはどう?頑張りしだいではどうにかなるかもよ?」

と言われました。

当時の私は、YouTubeすらほとんど見たことがありません。
動画編集?
何それ、おいしいの?くらいのド素人です(笑)。

それでも調べているうちに
「これ、やってみたいかも」と思いました。

そこから独学で動画編集を勉強し、スクールにも通い
最終的にはAfter Effectsを使った動画制作までできるようになりました。

未経験からでも、仕事にできるところまでは行けたんです。

だから私は
「40代だから新しい仕事は無理」とは思っていません。

ただし。
4年間続けたからこそ、もうひとつ分かったことがあります。

仕事にできること
その仕事を無理なく続けられることは別でした。

40代の在宅ワーク選びで大切な3つのこと

①「できる仕事」だけでなく「続けられる生活」から考える

動画の仕事をしていた最後の頃、私はかなり無理をしていました。

熱量の高い現場で
周りには常に「もっと上へ」という空気がありました。

私も自分なりに高い水準を保ちたいと思っていたし
期待に応えたかった。
仕事そのものが嫌いだったわけでもありません。

動画編集も企業の販促動画制作も
何かを作る仕事にはやりがいがありました。

だからこそ、頑張ってしまったんだと思います。

仕事量はどんどん増え、納期に追われ
気づけば生活は仕事中心。

3日ほとんど寝ずに仕事をしたこともありました。
眠らないように何かを食べて
目を覚ますために夜中にお風呂に入る。

眠たい。
でも仕事は終わらない。
家事もなくならない。
泣きながら洗濯物を干していたことまであります。

それでも当時は「頑張らなきゃ」と思っていました。

そんな生活で、決定打になったのが
猫との時間までなくなったことでした。

そこで、ようやく思ったんです。「私、何のために在宅ワークを選んだんだ?」

家で働きたかったはずなのに
家にいるだけで、暮らしを楽しむ余裕がない。

猫と一緒にいられるはずなのに
仕事に追われて猫を見る余裕すらない。

周りに合わせて「もっと頑張ります!」と走り続けていたものが
ある日プツンと切れました。

今振り返ると、仕事そのものが向いていなかったというより
その働き方が私の望んでいた生活に合わなくなっていたんだと思います。

だから今の私なら
在宅ワークを探すときに仕事内容だけを見ることはせず
「この仕事を続けたら、毎日はどうなる?」そこまで想像します。

②「向いているか」より「何なら無理なく続けられるか」を考える

在宅ワークを探していると
「自分に向いている仕事は何だろう?」と考えがちです。

私もそうでした。

でも、動画編集を仕事にした経験から
今は少し考え方が変わりました。

向いている部分があっても
働き方が合わなければしんどくなることはある。

私は何かを作ること自体は好きです。
動画制作にもやりがいを感じていました。

それでも、複数の継続案件を抱えながら単発案件も受け
納期を追いかけ続ける働き方をもう一度したいかと聞かれたら・・・

答えは「NO」です。

もし今後また動画を仕事にするとしても
以前と同じ仕事の取り方はしないと思います。

今の私は、夫の仕事も手伝っています。
そのため
雇われて在宅ワークをするなら、まず見るのは働く時間

決まった時間に長時間拘束される仕事より
ある程度フレキシブルに働ける仕事を探します。

これは、誰にでも当てはまる条件ではありません。

子育て中なら
子どもの予定に合わせやすいことかもしれない。

介護をしているなら
急な予定変更に対応できることかもしれない。

収入を最優先したい人もいるでしょう。

大切なのは「在宅で働けるか」だけで選ばないこと。

在宅ワークにも
決まった時間に勤務する仕事もあれば、納期で動く仕事もあります。
自分で仕事量を調整できる働き方もあります。

だから求人を見る前に一度
「私はどんな働き方なら続けられそう?」を考えておくと
仕事を選ぶ基準が少し見えやすくなると思います。

▼在宅ワークを始めるための具体的な進め方はこちらでまとめています。

③「何をしたいか」と同じくらい「何をしたくないか」も決める

以前の私は、新しい仕事を探すとき
「何ができる?」
「何なら稼げる?」
ということを中心に考えていました。

でも今は「どんな働き方には戻りたくないか」も大事な条件になっています。

私の場合は

  • 常に複数の納期に追われ続ける
  • 仕事のために睡眠を削る
  • 周りのペースに合わせて無理をする
  • 家にいるのに、猫や家族との時間がなくなる

ここまでして働くことは、もうしたくありません。

これは4年間やったから分かったことです。
最初から全部分かっていたわけではありません。

だから、一度選んだ仕事が合わなかったとしても
「選び方を間違えたから全部失敗」ではないと思っています。

実際、動画の仕事をしたから身についたスキルもあるし
仕事として何かを作る楽しさも知りました。

そして「自分はどんな働き方をしたくないのか」も
かなりハッキリしました。

40代になると、これまで働いてきた経験があります。

その中には
「これは得意だった」だけじゃなく
「この働き方はしんどかった」
「この環境では続かなかった」という経験もあるはず。

それも仕事選びに使える、大事な材料です。

今の私が「ブログ」という働き方を選んだ理由

現在の私の目標は
夫の仕事を手伝いながら、自分はブログで収入を作ること。

動画の仕事を辞めたあと
「じゃあ、自分は何なら続けられるんだろう?」と考えました。

そこで候補になったのがブログでした。

一番大きかったのは、基本的に自分で完結できることです。
クライアントの予定に合わせて動く必要がない。
急な修正依頼もない。
今日は予定があるから執筆を減らそう。
今週は時間が取れるから記事を増やそう。
こんなふうに、自分で仕事のペースを調整できます。

もちろん、ブログは簡単に稼げる仕事ではありません。

むしろ実際にやってみた今は
「収益化って、なかなか難しいぞ?」と思っています(笑)。

記事を書けばすぐ収入になるわけでもありません。

それでも続けているうちに
「どこかの誰かの役に立てる記事を書きたい」という
動画制作とはまた違ったやりがいも生まれました。

自分でシリーズを考えたり
過去の記事を直したり、サイト全体を育てたり。

自分のペースで積み上げたものが
いつか資産になってくれたらいいなと思っています。

これが私にとっての正解なのかは、まだ分かりません。
収益化を目指している真っ最中ですから(笑)。

でも少なくとも今は
自分が望む生活と両立しながら挑戦できる働き方だと感じています。

まとめ
40代の在宅ワーク選びは「どんな生活をしたいか」から考える

「特別なスキルがないから、在宅ワークは難しいかもしれない」
昔の私は、本気でそう思っていました。

でも、事務職しか経験がなかった私が
YouTubeすらほとんど見たことがないところから動画を学び
個人事業主として仕事にすることはできました。

だから、未経験から新しいことを始める可能性まで
最初から捨てる必要はないと思います。

一方で、経験がないからこそ
始める前には分からないこともあります。

私も実際に働いてみて
「仕事としてできる」と「この生活を続けたい」は違うと知りました。

だから、これから在宅ワークを探すなら

  • 今の生活で無理なく続けられるか
  • 自分が優先したい時間を守れるか
  • もう繰り返したくない働き方は何か

この3つも、ぜひ仕事選びの条件に入れてみてください。

40代の仕事選びは
ゼロから自分を作り直すことだけじゃありません。

今まで働いてきて
「これは好きだった」
「これはしんどかった」
「もうこれはやりたくない」
と分かったことも、全部使えます。

何ができるかだけではなく、これからどんな毎日を送りたいのか。
そこから仕事を選んでもいい。

私は今、そう思っています。

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