「猫のブラッシングをしたいのに嫌がって逃げる」
「長毛だから毎日やりたいけど、全然続かない……」
「毛玉ができてから慌ててブラッシングして、さらに嫌われる」
我が家も、何度もやりました。
特に長毛の猫は
一度ブラッシングをサボって毛が絡まると大変。
毛玉を取ろうとして長時間ブラッシングする。
↓
猫が嫌がる。
↓
さらにブラッシングできなくなる。
↓
また毛玉ができる。
見事な負のループです(笑)
我が家には、毛質も性格も違う3匹の猫がいます。
しかも
ブラッシング大好きな子、条件付きならできる子、大嫌いな子。
見事にバラバラです。
それでも今では、完璧ではありませんが
毎日誰かしらをブラッシングするのが普通になりました。
続けられるようになった一番の理由は
「ちゃんとブラッシングしなきゃ」をやめたこと。
この記事では、ブラッシングを嫌がる猫にも無理をさせず
我が家で続けられるようになった5つのコツと
3匹それぞれに合わせたやり方を紹介します。
猫がブラッシングを嫌がるなら「全部やる」をやめてみる
以前の私は、ブラッシングを始めたら
「せっかくだから全身やっておこう」と思っていました。
でも猫からしたら「知らんがな」なんですよね(笑)
人間側には
「毛玉を作りたくない」という事情があります。
でも猫側からすれば
長時間じっとさせられて、好きでもないブラシで体を触られる。
嫌になるのも当然です。
そこで我が家では
1回のブラッシングですべてを終わらせようとしないことにしました。
これが、結果的に習慣化につながりました。
コツ①
嫌がる前にブラッシングを終わらせる
一番意識しているのがこれです。
猫が「もう嫌!」となってから終わるのではなく
嫌になる前にやめる。
背中を数回ブラッシングできた。
今日はそれで終了でもOK。
お腹までできなかった。
また今度でOK。
一度に全身をきれいにすることより
次もブラッシングさせてもらえることを優先しています。
最後は猫の「好き」で終わらせる
ブラッシングを終えたら
その子が好きなところを普通に撫でます。
顎の下。
首の後ろ。
頭。
猫によって「そこ好き!」という場所は違います。
最後を気持ちいい時間にして
「ブラシ=ずっと嫌なこと」にならないようにする。
我が家ではこれをかなり意識しています。
ブラッシング大好き!までいかなくてもいいんです。
「まあ、これくらいなら許す」くらいになってくれれば十分(笑)
コツ②
ブラシを猫との生活動線に置いておく
我が家には、ブラシを置いている場所が3カ所あります。
なぜそんなにあるのか。
猫って
「よーし!今からブラッシングするぞ!」という人間の気配を察すると
いなくなるからです(笑)
そこで、わざわざブラシを取りに行かなくてもいいようにしました。
たとえば
- 猫を抱っこする場所の近く
- よくくつろいでいる場所の近く
- 普段自分が座っている場所から手が届くところ
など。
猫がご機嫌で近くにいる時に
「今ならちょっとできそう」と思ったら、そのままブラシを手に取れます。
「ブラッシングの時間」を作らない方が続いた
私の場合「毎日○時にブラッシングする」と決めるより
猫とのスキンシップのついでにブラシを通す方が続きました。
抱っこしながら数回。
ゴロゴロしている時に数回。
甘えに来た時に数回。
これなら、人間側も面倒になりにくい。
ブラッシングを特別なお世話にしないことが
習慣化する大きなポイントでした。
コツ③
猫がリラックスしているタイミングを狙う
ブラッシングできるかどうかは
道具だけではなくタイミングでもかなり変わります。
遊びたい!
走りたい!
ごはん!
という猫を捕まえてブラッシングしようとしても
そりゃ逃げます(笑)
我が家では
- 甘えに来た時
- くつろいでいる時
- 抱っこされて落ち着いている時
- 撫でられて気持ちよさそうにしている時
などを狙っています。
特にブラッシングが苦手な子ほど
人間の都合より猫のタイミング優先。
「今やりたい」ではなく
「今ならやらせてくれそう」を待つようになりました。
コツ④
子猫のうちは「ブラッシング」よりブラシに慣れてもらう
子猫の頃からブラッシングできるなら
いきなり全身をとかそうとせず
まずブラシの存在に慣れてもらうところから始めました。
片手にはブラシ。
もう片方の手ではいつものように撫でる。
それでリラックスしていられるようなら
撫でる→ブラシで一撫で→また撫でる。
最初はそれくらい。
慣れてきたら、少しずつブラシを通す回数を増やします。
「ブラッシングされている」と意識させないくらいから始めるイメージです。
もちろん
成猫になってからでも少しずつ慣れてくれる子はいると思います。
大切なのは最初から完璧にやろうとしないこと。
これは子猫でも成猫でも同じだと感じています。
コツ⑤
3匹とも同じ方法でやろうとしない
我が家で一番大きかったのは、これかもしれません。
3匹一緒に暮らしていても
ブラッシングへの反応はまったく違います。
だから「この方法で成功したから、他の子も同じ」にはなりませんでした。
ブラッシングが好きな場所も違う。
嫌がり始めるタイミングも違う。
毛質も違う。
必要なお手入れの量も違います。
そこで、3匹それぞれにやり方を変えています。
我が家の3匹はブラッシング方法も全部違う
長男くん|長毛だけどブラッシング大好き
長男くんは長毛で癖はあまりないタイプ。
そして何より、ブラッシング大好き。
毎日最低2回くらい
抱っこしながらブラッシングするのが定番です。
長男くんは毛玉知らずの優等生。
この子に関しては、ほとんど苦労しません。
むしろブラシをかけると気持ちよさそうにしているので
こちらもやりやすい。
「猫ってブラッシング好きなんだな」と思わせてくれた子です。
……他の2匹を知るまでは(笑)

次男くん|「今ならOK」のタイミングだけ狙う
次男くんは中短毛。
大半の部分は毛が絡むようなことはないものの
特にお腹から下半身にかけては毛がカールしているため、とても絡みやすい。
そのくせ、ブラッシングはあまり好きではありません。
ただ条件次第ではブラシOKになります。
へそ天している+私が近づいても体勢を変えない
この状態なら
「本日はブラッシング許可が下りました!」ということで開始(笑)
逆に嫌そうならやりません。
次男くんの場合は
できるタイミングを逃さないことが一番大事です。

長女ちゃん|大嫌いなのに一番毛玉ができやすい
問題は長女ちゃん。
長毛。
毛が細い。
全身に毛玉ができやすい。
そして・・・ブラッシング大嫌い。
一番やらなきゃいけない子が、一番やらせてくれない(笑)
だから長女ちゃんの場合は
ご機嫌で甘えに来た時がチャンスです。
できるところを、できる範囲だけ。
それでも毛玉ができてしまった時は
旦那さんにも協力してもらいます。
遊ぶのが大好きなので
旦那さんに遊んでもらっている隙を狙ってお手入れ。
もうこれは、夫婦のチームプレーです(笑)
無理に押さえつけて全部終わらせるより
長女ちゃんが嫌になりすぎない方法を探しています。

ブラッシングを習慣化するなら「毎日完璧に」じゃなくていい
「毎日ブラッシングしなきゃ!」と思うと
できなかった日に「あー、今日やってない」となります。
でも我が家の場合、続けられるようになったのは
毎日完璧にやることを諦めたから。
今日は長男くんだけ。
次男くんは背中だけ。
長女ちゃんは一撫でできた。
それでもOK。
短時間でも、猫が許してくれる範囲で続けていると
「ブラッシングしなきゃ」という特別なお世話ではなく
普段のスキンシップの一部になっていきました。
人間側にとっても、このくらいの方が続きます。
ブラッシングは毛のお手入れだけじゃない
ブラッシングをしていると、自然と猫の体に触れる機会が増えます。
「今日はここを触られるの嫌そうだな」
「いつもと毛の感じが違う?」
など、普段との違いに気づくきっかけにもなります。
もちろん、ブラッシングだけで
猫の健康状態がすべて分かるわけではありません。
それでも、普段から触れているからこそ気づける変化はあります。
我が家では毛玉や抜け毛対策だけではなく
3匹それぞれの様子を見る時間にもなっています。

3匹いると抜け毛や日々のお世話も増えます。
多頭飼いならではの困りごとについては、こちらの記事でも紹介しています。
まとめ
猫がブラッシングを嫌がるなら「続けられる形」を探してみる
猫のブラッシングを習慣化するために、我が家で意識しているのは
- 嫌がる前に終わらせる
- ブラシを生活動線に置く
- 猫がリラックスしている時を狙う
- 最初から完璧にやろうとしない
- 猫によってやり方を変える
この5つです。
特に大きかったのは「今日は全身やらなきゃ」をやめたこと。
ブラッシングが大好きな長男くん。
タイミング次第の次男くん。
できれば一生ブラッシングされたくなさそうな長女ちゃん(笑)
3匹と暮らしていると、本当に正解はそれぞれだと感じます。
だから、ブラッシングを嫌がる猫に困っているなら
「どうしたらちゃんとブラッシングできる?」だけではなく
「この子なら、どんなやり方なら嫌がりにくい?」と考えてみてください。
1回に数回しかブラシを通せなくても
それを続けられるなら十分な一歩。
猫にも人間にも負担が少ない
「うちの子に合ったやり方」を見つけることが
ブラッシングを続ける一番のコツだと思っています。

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