「転職したい。でも、次に何を選べばいいのか分からない」
40代になってからの転職で
そんなふうに迷うことはありませんか?
給料は高い方がいい。
できれば家から近い方がいい。
仕事内容も大事。
人間関係がいい職場がいい。
休みも欲しい。
できれば残業もしたくない。
……全部叶えば最高です(笑)
でも実際に求人を見ていると
そんな仕事はなかなか見つかりません。
私自身、これまで何度も転職してきました。
若い頃は求人を見る時
「家から近い・給料・仕事内容」あたりを中心に見ていました。
勤務地はできるだけ近く。
時給なら1,300円以上。
月給なら手取り20万円くらい欲しい。
そして、できれば事務職。
条件に合う求人を探して、応募する。
わりとシンプルでした。
でも40代になった今は、それだけでは仕事を選べなくなりました。
なぜなら転職を繰り返す中で
条件が合っていても、自分が無理なく続けられるとは限らない
と分かってきたからです。
じゃあ、何を基準に選べばいいのか。
今の私が転職や働き方を考える時に整理しているのは
「お金」「時間・場所」「ストレス」の3つ。
今回は、40代で次の仕事を決められず迷っている人に向けて
私自身の転職経験から、この3つの優先順位について考えてみます。
正解の仕事を一発で当てる方法ではありません。
でも「私は次の仕事で何を大切にしたい?」が見えてくると
求人を見る基準はかなり変わります。
40代の転職で迷うのは「条件が増えた」からかもしれない
若い頃より、40代になってからの方が仕事選びに迷う。
私自身、そんな感覚があります。
でもこれ、選べなくなったというより
経験したからこそ条件が増えたとも言えるんですよね。
若い頃には分からなかったことがあります。
通勤が長いと毎日どのくらい疲れるのか。
職場の人間関係が合わないと、どれだけ消耗するのか。
仕事内容は好きでも、働き方が合わないことがある。
給料が良くても、毎朝「行きたくない」と思う仕事もある。
逆に多少条件が落ちても、気持ちがラクな仕事もあります。
私は転職回数が多いです。
だから「これは合わなかった」という経験もたくさんあります(笑)
でも今は、その失敗も全部
次の仕事を選ぶためのデータだと思っています。

転職経験が多いからこそ
「次は同じところでつまずきたくない」と考えられるようになりました。
転職先を決める前に「絶対に譲れない条件」を考える
転職先を探し始めると
どうしても求人票に書いてある条件から考えてしまいます。
給料。
勤務時間。
勤務地。
休日。
仕事内容。
もちろん全部大切です。
でも条件をひとつずつ比較していると
「こっちは給料がいいけど遠い」
「こっちは近いけど給料が低い」
「仕事内容はいいけど休日が少ない」
となって、どんどん分からなくなる。
そこで今の私は、求人を見る前に
自分が何を優先したいのかを考えることが大切だと思っています。
全部を叶える仕事を探すのではなく
「これだけは譲れない」を決めておく。
私の場合、それを整理すると大きく3つになりました。
優先順位①
お金|「高い方がいい」ではなく最低限必要な金額を考える
仕事を選ぶうえで、お金はもちろん大切です。
生活していかなければいけませんからね。
私も以前は求人を見る時
時給1,300円以上あるいは
月給なら手取り20万円くらいをひとつの目安にしていました。
「どうせ働くなら給料は高い方がいい」という気持ちもありました。
今でも、お金がどうでもよくなったわけではありません。
むしろ40代になったからこそ
これからの生活を考えれば収入は大事です。
ただ今は「いくらもらえたら最高か」より
「最低限いくら必要なのか」を先に考えるようになりました。
給料だけで選ぶと、別のものを失うこともある
たとえば給料が高くても
・通勤に毎日2時間かかる
・残業が多い
・休みが少ない
・人間関係で毎日ぐったりする
それで生活そのものがしんどくなるなら
「給料が高い=自分にとって条件がいい」とは限りません。
もちろん「私は今、とにかく収入を最優先したい」
という時期があってもいいと思います。
大切なのは
自分がお金を何番目に置くのかを、自分で分かっていること。
私も収入は増やしたいです。
でも今は
「収入が高ければ、ほかは全部我慢できる」とは思わなくなりました。
優先順位②
時間・場所|仕事のために何時間使えるのかを考える
40代になって、私の中でかなり重要になったのが時間と場所です。
以前は
「通える距離ならいい」くらいに考えていました。
でも仕事に使っている時間って、勤務時間だけではありません。
朝の準備。
通勤。
帰宅。
残業。
仕事によっては
家に帰ってからも頭の中で仕事を引きずる。
全部合わせると、仕事に使っている時間はかなり長くなります。
そこで今は
「私は仕事のために、1日のうち何時間を使いたいんだろう?」
と考えるようになりました。
私が在宅ワークを選んだのも「時間と場所」を大切にしたかったから
私の場合は
・できるだけ自宅で働きたい
・猫たちのそばにいたい
・通勤時間を減らしたい
そんな条件を考えていった結果
在宅ワークという選択肢が大きくなりました。
だから「在宅ワークが一番いい働き方」だとは思っていません。
会社へ行った方が仕事とプライベートを分けやすい人もいるし
人と一緒に働く方が楽しい人もいます。
私の場合は、自分が守りたい生活を考えたら
在宅という働き方が合っていた、というだけです。

仕事を選ぶ時は「何時間働くか」だけではなく
その仕事をすると、自分の1日がどうなるのかまで想像してみると分かりやすいと思います。
優先順位③
ストレス|「何が嫌か」を具体的にする
私が40代になって一番重視するようになったのは
もしかするとこれかもしれません。
どんなストレスなら耐えられて、何はもう無理なのか。
仕事をする以上
ストレスを完全にゼロにするのは難しいと思っています。
在宅ワークだってストレスはあります。
納期
仕事量
収入
取引先とのやり取り
「人間関係が少ないから全部ラク!」なんてことはありませんでした(笑)
だから「ストレスがない仕事」を探すより
自分が特に避けたいストレスを知っておく。
その方が現実的だと思っています。
私の場合、人間関係で消耗する働き方はできるだけ減らしたい
私は以前、自分はコミュニケーション能力が高い方だと思っていました。
新しい職場にも比較的馴染める。
人とも話せる。
人間関係が悪くならないように動くこともできる。
でも40代になってから
「できる」と「疲れない」は別なんだと気づきました。
人と関われないわけではありません。
むしろ関係を円滑にしようと頑張るからこそ、疲れる。
だから今は
できるだけ人間関係で消耗しない働き方を選びたいと思っています。
これは若い頃の求人選びでは、ほとんど考えていなかった条件でした。
「できる仕事」と「続けられる仕事」は違う
仕事選びで迷った時
「私には何ができる?」から考える人は多いと思います。
もちろん、それも必要です。
でも今の私は「何ができる?」だけではなく
「何なら続けられる?」も同じくらい大事だと思っています。
私は動画編集・動画制作を4年ほど仕事にしました。
「できる仕事」でした。
仕事として評価してもらった経験もあります。
作ること自体が楽しかった時期もあります。
それでも、納期に追われ続ける生活や
仕事と生活の境界がなくなる働き方がしんどくなり
最終的には手放しました。

この経験から
仕事内容に向いていても、働き方が自分に合わないことがあると分かりました。
だから次の仕事を探す時は
「私にできそう」だけで決めない。
その仕事をしている自分の毎日まで想像するようになりました。
40代の転職では「やりたいこと」が分からなくてもいい
転職を考えると
「本当にやりたい仕事を見つけよう」
「好きなことを仕事にしよう」
という言葉も目にします。
でも私そんな簡単に分かりません(笑)
40代になった今でも
「これが私の天職!」なんて仕事は見つかっていません。
むしろ今は
「やりたいこと」から探すより「どういう生活なら続けたいか」
から考えています。
猫のそばにいたい。
人間関係で消耗しすぎたくない。
生活全部を仕事にしたくない。
収入も必要。
できれば自分の力で稼げるようになりたい。
こうやって条件を出していくと「職業名」は分からなくても
自分が選びたい方向は少しずつ見えてきます。
40代の転職で迷っているなら
「何になりたい?」に答えられなくても大丈夫。
それより
「どんな毎日なら続けられそう?」を考える方が
私には分かりやすくなりました。
転職先を比較する時は「3つ全部」を同じ重さにしなくていい
ここまで
- お金
- 時間・場所
- ストレス
の3つを挙げました。
でも、この3つを全部同じくらい満たす仕事を探す必要はありません。
むしろ、自分の中で順位をつけることが大切だと思っています。
たとえば
今は収入を優先したいなら
1位:お金
2位:時間・場所
3位:ストレス
でもいい。
家族との時間を最優先したいなら
1位:時間・場所
2位:お金
3位:ストレス
かもしれない。
とにかく人間関係に疲れているなら
1位:ストレス
2位:時間・場所
3位:お金
になるかもしれません。
そして、この順位はずっと同じでなくてもいいと思っています。
20代と40代では違う。
独身の時と家族がいる時でも違う。
収入を増やしたい時期と、生活を立て直したい時期でも違う。
今の自分が何を一番大切にしたいのか。
そこから考えればいい。
求人を見る前に書き出したい「3つの条件」
もし転職サイトを開いても
「結局どれがいいのか分からない」となっているなら
一度求人を見るのをやめて
紙やスマホのメモに書き出してみるのもおすすめです。
お金
- 最低限必要な手取りはいくら?
- 理想はいくら?
- 収入のためなら、どこまで他の条件を譲れる?
時間・場所
- 通勤は何分までなら許容できる?
- 何時までに仕事を終えたい?
- 在宅勤務にこだわる?
- 休日はどのくらい欲しい?
- 仕事以外で守りたい時間は?
ストレス
- 今までの仕事で一番しんどかったことは?
- 人間関係?
- 電話?
- ノルマ?
- 納期?
- 残業?
- 暇すぎること?
- 忙しすぎること?
全部書いたら
「これだけは譲れない」ものに印をつける。
逆に「これは多少妥協できる」も決める。
そうすると求人票を見た時に
「条件が良さそうだから応募する」だけではなく
「今の私が大切にしたい条件に合っているから応募する」と考えやすくなります。
「正解の転職先」を探すより、自分が選んだ理由を分かっていたい
何度も転職してきた私でも
「この会社なら絶対に後悔しない」なんて、入社前には分かりません。
求人票だけでは分からないこともあります。
実際に働いてみなければ分からない人間関係もあります。
仕事内容だって、想像と違うことがあります。
だから今は
絶対に後悔しない仕事を探すこと自体が難しいと思っています。
それより
「私は収入を優先してここを選んだ」
「猫との時間を守りたくて在宅を選んだ」
「人間関係のストレスを減らしたくてこの働き方を選んだ」と
自分が何を優先して選んだのか分かっていることの方が大切なのではないかと思います。
思っていた仕事と違ったとしても
「じゃあ次は何を変えよう?」と考える材料になるからです。
まとめ
40代で転職に迷ったら「何をするか」より優先順位から考えてみる
40代で転職先を探していると、
「もう失敗したくない」
「次こそ長く続けたい」
と思うこともあると思います。
私も転職を繰り返してきたので、よく分かります。
でも今は
一発で正解の仕事を見つけようとしなくてもいいと思っています。
その代わり
「次の仕事で何を大切にしたいのか」そこは考えておきたい。
私が今、仕事を選ぶ時に見るのは
✅ お金
✅ 時間・場所
✅ ストレス
この3つです。
全部が理想通りの仕事を探すのではなく
「今の私は、どれを一番大切にしたい?」と順位をつけてみる。
そして、何を得るためなら、何を少し譲れるのかまで考えてみる。
そうすると「どの仕事が正解?」という迷いから
「今の私には、どんな働き方が合いそう?」という考え方に少し変わります。
「40代だから、条件を減らさなきゃ。」ではなく
これまでいろいろ経験してきた40代だからこそ
「これはもう我慢したくない」も、立派な仕事選びの条件です。
もし求人を見れば見るほど分からなくなっているなら
一度画面を閉じて
【お金・時間と場所・ストレス】この3つについて
今の自分が一番大切にしたいものを書き出してみてください。
次の仕事の名前はまだ分からなくても、次はどんな働き方を選びたいのか。
そこからなら、見えてくるかもしれません。

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