「猫 多頭飼い」で検索すると
かなりの確率で出てくる言葉があります。
それが“失敗”。
私は最初、それを見るたびに不安になっていました。
・猫同士がケンカする。
・距離が縮まらない。
・先住猫がストレスを感じる。
・仲良くならない。
・後悔した。
2匹目をお迎えする前は
皆さん心配で検索したのではないでしょうか。
SNSで見かけるような
猫団子で眠る姿。
毛づくろいし合う猫たち。
横並びで仲良くご飯を食べる姿。
正直、少し憧れていました。
でも、実際に3匹の猫と生活をしてみて
“猫同士がベタベタ仲良しじゃなくても、多頭飼いは失敗じゃない”
と思うようになりました。
今日は、そんな我が家の多頭飼いの話を書いてみようと思います。
これから2匹目をお迎え予定の方のヒントになれば幸いです。
多頭飼いでよくある「失敗例」
猫の多頭飼いでよく言われる失敗例には、いくつか共通点があります。
例えば
- 無理に仲良くさせようとする
- 相性を軽視する
- 先住猫優先を忘れる
- 急に距離を縮めようとする
- 飼い主が理想を押し付ける
こういうケースです。
特に最初の頃の私は
「長男くんと一緒に遊べる兄弟を迎えたい」
という気持ちがかなり強かったと思います。
一人でのお留守番が退屈じゃないといいな。
猫同士の関わり合いも持たせてあげたいな。
寝るのも遊ぶのも一緒で・・・。
そう思うのは自然なことだと思います。
でも、人間同士でも相性があるように
猫同士にも距離感があります。
全員が全員“猫団子タイプ”ではないんですよね。
我が家も「理想の多頭飼い」ではなかった
我が家の猫たちも
SNSでよく見るような“超仲良し”ではありません。
もちろん、完全に険悪というわけではないです。
でも
- いつも一緒に寝るわけではない
- ベタベタくっつくわけでもない
- それぞれ好きな場所で過ごしている
- 気分によって距離感が違う
そんな感じです。
近づきすぎると「シャー」となる組合せもあります。
「今日はひとりでいたいんだな」と分かる日もあります。
最初の頃は、それを見るたびに
「これって失敗なのかな」
「もっと仲良くさせた方がいいのかな」
と感じていました。
▼猫たちそれぞれの性格や距離感がわかるようになった話はこちら

我が家で意識した“におい問題”
猫って、人間が思っている以上に“におい”を大事にしていますよね。
だから我が家では、新しく猫が増えるタイミングで
全員を同じシャンプーで洗ったことがあります。
においをなるべく統一したかったからです。
もちろん、それだけで急に仲良くなるわけではありません。
でも「知らないにおいの相手」より
「なんとなく同じ空気感のにおい」の方が
受け入れやすいかなと思ってやっていました。
実際、猫同士って“視覚”より“におい”で認識している部分が
かなり大きいんですよね。
だから
- 同じシャンプーで洗う
- 同じ空間のにおいに慣れてもらう
- 焦って接触させない
みたいなことは
今思うと意味があった気がしています。
「仲良しじゃない=失敗」ではなかった
猫たちを観察するうちに
“ケガするほどケンカしていない”
という事に目を向けるようになりました。
- 同じ空間で過ごせる
- ご飯をちゃんと食べられる
- 安心して眠れている
- 必要以上に怯えていない
これって、実はかなり大事なんですよね。
多頭飼いって「全員がベタベタ仲良し」だけが成功ではない。
むしろ“適切な距離感で平和に暮らせる”ことの方が
現実的なのかもしれません。
人間でも、家族だから24時間べったり仲良しとは限りません。
ひとり時間が好きな人もいるし
距離感が必要な人もいる。
猫も同じなんだと思います。
飼い主が「理想」を押し付けている?
今思うと、私は猫たちに
「こうあってほしい」という理想を
少し押し付けていた気がします。
仲良く並んで寝てほしい。
毛づくろいし合ってほしい。
くっついていてほしい。
でも、それって完全に人間側の理想なんですよね。
猫たちには猫たちの性格がある。
距離を取りたい子もいる。
静かに過ごしたい子もいる。
なのに
「どうせなら仲良し猫団子が見たい」
みたいに思ってしまっていました。
でも今は
“その子たちなりに安心して暮らせているか”
を大事にしています。
まとめ|多頭飼いで大事なのは「安心できる環境」だった
SNSを見ると、本当に可愛い猫団子がたくさん流れてきます。
もちろん癒されるし、見ていて幸せな気持ちになります。
でも、それを基準にしてしまうと苦しくなることもあります。
猫にも個性があります。
距離感にも個体差があります。
だから「SNSみたいじゃないから失敗」ではないんですよね。
- 安心して眠れているか
- ご飯を食べられているか
- 落ち着いて過ごせているか
- 無理をしていないか
ここが重要なのだと思います。
猫同士の距離感って、無理に縮めるものではなくて
“自然にできていくもの”なのかもしれません。
“猫団子にならなくても大丈夫”
険悪ではなく、安心して暮らせている。
それだけでも、十分素敵な関係だと思います。
▼猫の多頭飼いのトラブルについてはこちらの記事


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