「もっと頑張らなきゃ」
以前の私は、よくそう思っていました。
仕事が忙しくても、家事はいつも通り。
疲れていても、やるべきことは全部やる。
何かひとつできなければ
「今日は仕方ない」ではなく
「ちゃんとできなかった」と思ってしまう。
私は昔から、100か0かの女です(笑)
仕事が忙しいなら、今日は家事を60点くらいにしておこう。
疲れているから、今日は最低限でいい。
そんな調整が苦手でした。
仕事も100。
家事も100。
やりたいことも100。
全部100点を目指した結果どうなるかというと――。
だいたい私がオーバーヒートします(笑)
40代になった今も
この性格が完全に変わったわけではありません。
それでも以前よりラクになったのは
「もっと頑張る」ことより
完璧を目指さないことを意識するようになったからです。
今回は、「もっと頑張らなきゃ」がなかなかやめられなかった私が
何を変えたら少しラクになったのかをまとめます。
「頑張れない」のではなく、最初から頑張りすぎていた
「最近、頑張れないな」と思うと
自分が怠けているような気持ちになることがあります。
以前の私も
もっと仕事しなきゃ。
もっと家事をちゃんとしなきゃ。
もっといろいろやらなきゃ。
と考えていました。
でも、自分の生活を振り返ってみると
そもそも何もしていないわけではありません。
むしろ反対でした。
すでに頑張っているところへ
さらに「もっと」を足そうとしていたんです。
100点を何個も同時に取ろうとしていた
私が一番苦手なのが
優先順位に合わせて力を抜くことです。
たとえば仕事が忙しい日。
普通なら
「今日は仕事が忙しいから、夕飯は簡単にしよう」
「掃除は明日でいいか」
と調整すればいい。
頭では分かります。
でも私は
「仕事が忙しい。でも家事もいつも通りやらなきゃ」となります。
結果、仕事が終わったあとも家事。
それが終わったら、ほかにやりたかったこと。
気付けばイライラ(笑)
考えてみれば当たり前です。
一日の時間も体力も限られているのに
全部を100点にしようとしていたのですから。
「もっと頑張らなきゃ」が苦しくなったら、まず足し算をやめる
以前は、何かがうまくいかないと
「何を増やせばいいか」を考えていました。
時間が足りないなら、もっと効率よく動こう。
仕事が進まないなら、もっと集中しよう。
家事が終わらないなら、もっと早く動こう。
つまり、いつも足し算です。
でも、すでに余裕がない状態で何かを足しても
さらに苦しくなるだけでした。
そこで今は「何を頑張るか」より
「何を100点にしなくていいか」を考えるようにしています。
これは、頑張ることをやめるのとは少し違います。
必要なことはやる。
でも、全部を同じ熱量ではやらない。
これだけで、ずいぶん違いました。
完璧をやめるために私が変えた3つの考え方
「完璧を目指さない」と言っても、長年100か0で生きてきた人間が
突然いい感じに70点を出せるようにはなりません(笑)
私も今でも
「ちゃんと全部100点とりたい」と思います。
だから性格そのものを変えようとはせず
考え方を少し変えるようにしました。
①「できなかった」より「今日やったこと」を見る
以前は、一日の終わりに残ったことが気になっていました。
あれができなかった。
これも終わっていない。
もっとできたはず。
でも、できなかったことだけ見ていると
何をしても達成感がありません。
そこで、今日できなかったことではなく
今日終わったことも見るようにしています。
仕事をした。
洗濯した。
猫たちのお世話をした。
ご飯も食べた。
それだけやっていれば、実際には結構動いています。
残ったタスクがあることと
何もできなかったことは同じではありません。
② その日の「一番大事」を先に決める
全部100点にしたくなるなら
最初から全部を同じ優先順位にしない。
これも意識するようになりました。
今日は仕事。
今日は家のこと。
今日は休む。
その日に一番優先したいことを決めます。
仕事を優先した日に家事がいつもより簡単になっても
それは失敗ではありません。
仕事を優先すると決めた結果です。
こう考えるだけでも
「家事までちゃんとできなかった」という気持ちが少し減ります。
▼在宅ワーク中の家事をどう回しているかは、こちらの記事にもまとめています。

③ 60点で終わっても「途中」ではなく「完了」にする
100か0で考えるタイプにとって難しいのが、これです。
中途半端な状態で終えること。
これが、私にはなかなかできないんです。
「もう少しやればキリが良い。頑張ればできる。」
そう思うと、やり続けてしまいます。
でも最近は
今日必要なところまでできたなら、それで終わり
と考えるようにしています。
掃除なら、家中ピカピカにしなくてもいい。
仕事なら、予定していたところまで終わればいい。
疲れているなら、最低限だけの日があってもいい。
60点で止めるのは、手抜きではありません。
明日も続けるために、今日はここで終える。
そう考えるようになりました。
「今日は頑張れない」と感じた日の最低ラインを作っておく
完璧を目指さないために役立ったのが
調子が悪い日の基準を作っておくことです。
元気な日の自分を基準にすると
疲れている日は何をやっても足りなく感じます。
だったら最初から
「今日はこれができればOK」という最低ラインを作っておく。
私の場合、何もしたくない日でも
生活に必要なことはある程度やります。
でも、それ以上は無理に増やしません。
「できるところまで全部やる」ではなく
今日の自分なら、どこまでやれば生活が回るかで考えます。
▼何もしたくない日に私が最低限やっていることは、こちらの記事にも書きました。

100か0で考えてしまうなら「0にしない」を目標にする
完璧主義の厄介なところは、100点が取れないと
「じゃあ、もういい」となりやすいところです。
私がそれです(笑)
予定どおりできない。
思ったほど進まない。
すると急に全部嫌になる。
ストレスが増える。
でも、100点じゃなくても
30点できれば、0ではありません。
少しでも続けば次につながる
たとえば
1時間できないなら15分。
全部掃除できないなら一か所。
予定していた仕事を全部終えられないなら、一番重要なものだけ。
100点を目指すと苦しい日は
100を60にすることより、0にしないことを意識します。
完璧ではないけれど、少し進んだ。
それで十分な日もあります。
これは特に、何かを長く続けたいときに大切だと感じています。
毎日100点を取ろうとして途中で全部嫌になるより
60点の日や30点の日があっても続いている方が
結果的には前へ進めます。
完璧をやめたら「やること」が減ったわけではない
完璧を目指さなくなったからといって
生活が急に暇になったわけではありません。
仕事もあります。
家事もあります。
猫たちのお世話もあります。
やりたいことだってあります。
変わったのは
やることの数よりも自分への採点方法でした。
以前は「全部できた=合格」でした。
今は
「今日一番大事なことができた」
「生活がちゃんと回った」
「明日また動ける余裕が残っている」
これも合格です。
気持ちに余裕ができると周りにも優しくなれる
全部完璧にやろうとしているときの私は
余裕がありません。
自分がいっぱいいっぱいなので
ちょっとしたことでイライラしますし
旦那さんに当たり散らします(笑)
でも「今日はここまででいい」と思えるようになると
心に少し余白ができます。
その余白があるだけで、人への接し方まで変わります。
自分を追い込みすぎないことは、自分をラクにするだけではなく
周りと穏やかに過ごすためにも必要なのだと思っています。
▼一人時間について書いたときにも感じましたが、私にとって余裕はかなり大事です。

「もっと頑張らなきゃ」と思ったときに確認する3つのこと
今でも私は「もっとやらなきゃ」と思います。
100か0の女は、そんな簡単には変わりません(笑)
だから、そんなときは次の3つを考えます。
① 本当に頑張れていない?
まず、今日やったことを振り返ります。
すでに仕事も家事もやっているなら
必要なのは「もっと」ではなく休むことかもしれません。
② 今日100点じゃないと困る?
明日に回しても問題ない。
少しくらい雑でも困らない。
そういうものなら、今日は100点にしなくても大丈夫です。
③ 明日の自分に余力を残せている?
今日すべてを終わらせても、明日動けなくなったら意味がありません。
今日だけではなく、明日も含めて考える。
この3つを確認すると「もう少しやらなきゃ」から
「今日はここで終わろう」に切り替えやすくなりました。
まとめ|頑張れない日は、100点にしなくていいものを決める
「もっと頑張らなきゃ」と思っているのに、どうしても頑張れない。
そんな日は、さらに自分を動かそうとする前に
今すでに何を頑張っているのかを一度確認してみてください。
仕事をした。
家事をした。
家族のことをした。
今日やらなければならないことを
すでにいくつも終えているかもしれません。
それでも余裕がないなら、必要なのは「もっと頑張ること」ではなく
今日は100点にしなくていいものを決めることだと思います。
私の場合は
全部を100点にしようとするからオーバーヒートしていました。
だから今は、頑張れないと感じたら次の順番で考えます。
① 今日一番大事なことをひとつ決める
② それ以外は60点でもいいことにする
③ 今日やらなくても困らないことは明日に回す
④ 明日も動ける余力を残して終わる
全部を完璧に終わらせなくても、今日一番必要なことができたなら
その日はちゃんと前に進んでいます。
特に100か0で考えてしまう人は「全部できないならダメ」ではなく
今日は何を100にして、何を60にするかを先に決めてみる。
これだけでも
やることの量は同じなのに気持ちの負担は変わります。
私も相変わらず100か0の女なので
気を抜けば全部やろうとします(笑)
それでも「もっと頑張らなきゃ」と思ったときに
「本当に足りないのは頑張り? それとも余裕?」と考えられるようになりました。
頑張れない日は、自分を責めてさらに頑張らせる日ではなく
頑張り方を調整する日。
全部100点にするのをやめても
必要なことを選んで続けていけば、ちゃんと前には進めます。
まずは今日、ひとつだけ100点にするものを決める。
「もっと頑張らなきゃ」をやめるなら
私はそこからでいいと思っています。

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