「もう仕事辞めたい……」そう思いながらも
「本当に辞めていいのかな」
「次の仕事が決まってないのに辞めるのは怖い」
「どこの職場に行っても同じだったらどうしよう」
そんな不安もあって、結局動けない。
仕事を辞めたい時って
「辞めたい」と「辞めるのが怖い」の間を行ったり来たりしませんか?
私は転職回数が多く
これまで何度も「もう辞めたい」と思ってきました。
実際に辞めた職場もあれば、悩みながら続けたこともあります。
そして転職を繰り返した今だから思うのは
「辞めたい」と思った時に大切なのは
すぐ辞めることでも、無理して続けることでもない。
まず「私は何が嫌で、この先どうしたいんだろう?」を整理することでした。
この記事では、仕事を辞めたいと思った時に
私がまず考えたいと思っている5つのことを紹介します。
今すぐ答えを出せなくても大丈夫。
「辞める・辞めない」を決めるためではなく
自分が次に選ぶ働き方で同じことを繰り返さないために
一度整理してみましょう。
仕事を辞めたいと思ったら、最初に「辞めたい理由」を分解する
「仕事が嫌」
これって、実はかなり大きなくくりです。
私も昔は「もうこの仕事無理!」と思ったら
とにかくそこから離れたくなっていました。
でも転職を繰り返して分かったのは
辞めたい理由が分からないまま次へ行くと
同じ問題にぶつかる可能性があるということ。
そこで、辞める前に一度考えてほしいことが5つあります。
①「仕事」ではなく、何が嫌なのかをはっきりさせる
まず考えたいのが「私は何から離れたいんだろう?」ということ。
たとえば
- 上司や同僚との人間関係がしんどい
- 残業が多すぎる
- 給料が低い
- 仕事内容そのものが合わない
- 通勤がつらい
- 休みが少ない
- 会社の考え方が合わない
全部「仕事を辞めたい」につながりますが、原因はまったく違います。
ここを分けて考えることが大切です。
「職場」が嫌なのか「仕事」が嫌なのかでも違う
たとえば仕事内容は好きなのに、人間関係だけがつらい。
それなら
同じ職種で職場を変えれば解決する可能性があります。
反対に
「職場の人はいい人なんだけど、この仕事をあと10年やりたいとは思えない」
なら、職種そのものを変えることも選択肢になります。
私はいろいろな仕事を経験してきましたが
「この職場が合わない」と「この仕事が合わない」は別物だったと感じています。
だから最初に
「何がなくなったら、今の仕事を続けられそう?」と考えてみるのがおすすめです。
何も思いつかなければ、それも一つの答え。
今の働き方そのものを変えたいのかもしれません。

特に人間関係が理由で辞めたい人は、こちらの記事も参考にしてみてください。
② その問題は、自分の工夫で変えられる?
辞めたい原因が見えてきたら
次は「これは自分で変えられる問題なのか?」を考えます。
たとえば
- 仕事の進め方
- 自分のスキル不足
- 周囲への伝え方
- 時間の使い方
などは、自分の行動を変えることで改善できる場合があります。
一方で
- 会社の評価制度
- 慢性的な人手不足
- 長時間労働が当たり前の社風
- 上司の性格
- 会社そのものの考え方
こういったことは
一社員が頑張ったところで変えられない場合もあります。
私も昔は
「私がもう少し頑張れば何とかなるかも」と思うことがありました。
でも、自分では変えられない問題まで背負ってしまうと
ただただ消耗します。
もちろん、少し工夫して改善するなら試してみる価値はあります。
でも、自分では変えられない環境で
「もっと頑張らなきゃ」と自分だけを責めないこと。
これは転職を繰り返した今だからこそ、強く思います。
③ あえて「辞めないメリット」も書き出してみる
仕事を辞めたい時って、嫌なところばかり目につきます。
「上司が嫌」
「もう会社に行きたくない」
「何もかも嫌!」
私もなります(笑)
そんな時こそ、一度逆から考えてみます。
今の会社に残るメリットは何だろう?
たとえば
- 給料は悪くない
- 家から近い
- 休みが取りやすい
- 福利厚生がいい
- 仕事内容は嫌いではない
- 人間関係はそこまで悪くない
- 勤務時間が生活に合っている
など。
ここで大切なのは
無理やり今の会社のいいところを探して
辞めない理由を作ることではありません。
辞めた後に
「そういえば、あの条件だけはよかったな……」
と気づくこともあるからです。
次の仕事で「絶対に譲れない条件」も見えてくる
この作業をすると、転職先を選ぶ時にも役立ちます。
たとえば
「給料より休日が多い方が大事だった」
「通勤時間が短いことは思った以上に重要だった」
「仕事内容より人間関係で消耗しない方がいい」
など、自分が働くうえで大切にしたいものが見えてきます。
私も転職を繰り返したからこそ
少しずつ自分の向き・不向きや譲れない条件が分かるようになりました。

「自分に向いてる仕事が分からない」という人は、こちらも合わせて読んでみてください。
④ 今の会社に3年後もいる自分を想像してみる
今のつらさだけで判断するのが難しい時は
少し先の自分を想像してみます。
今の会社で、このまま3年働いたらどうなっているだろう?
たとえば
- 身につけたいスキルは身につきそう?
- 給料は上がりそう?
- やってみたい仕事に近づけそう?
- 尊敬できる先輩はいる?
- 今より働きやすくなっていそう?
- 心にも時間にも余裕がありそう?
「3年後なら絶対こうなる」と予想する必要はありません。
ただ、今の延長線上に自分が望む生活がありそうかを考えてみる。
私は40代になって
ここを以前より考えるようになりました。
20代の頃なら「とりあえず働かなきゃ」で選べた仕事も
今はそれだけでは選びたくありません。
仕事だけではなく、家で過ごす時間や
自分がどんな毎日を送りたいのかまで含めて働き方を考えたい。
だから「この会社で頑張れるか?」だけではなく
「この働き方を続けた先に、私が欲しい暮らしはある?」
という視点も大切だと思っています。
⑤ 仕事が人生のすべてになっていないか考える
仕事がうまくいかない時って
「私って何やってもダメなのかな」と
自分そのものまで否定されたような気持ちになることがあります。
でも、会社での評価とその人自身の価値は別です。
仕事は生活の中で大きな割合を占めるものですが
人生の全部ではありません。
私は40代になって
自分の働き方を大きく変えました。
以前は新しい職場にもすんなり馴染めて
「働くなら外に出て、人とうまくやっていくもの」と
どこかで思っていました。
でも今は
できるだけ自宅で、自分のペースで働きたい
そう思っています。
昔の私なら、それを「逃げ」と考えていたかもしれません。
でも今は、自分が消耗しにくい働き方を選ぶことも
仕事選びの一つだと思うようになりました。
今の職場でうまくいかないからといって
どこでも働けないわけではありません。
環境や働き方を変えたら
驚くほどラクになる可能性だってあります。
仕事を辞めるか迷った時は「次の職場で何を変えるか」まで考える
ここまで5つを考えて
「やっぱり辞めたい」という答えになったとしても
そこで終わりにしないことが大切です。
次に考えるのは
「じゃあ、次は何を変える?」ということ。
たとえば
人間関係に疲れた
→人と関わることが少ない仕事を探す
通勤がつらかった
→在宅勤務ができる仕事を探す
残業がつらかった
→勤務時間を重視する
仕事内容が合わなかった
→これまでとは違う職種も検討する
というように
辞めたい理由を次の仕事選びの条件に変えていきます。
これをしないと
会社は変わったのに同じ理由でまた辞めたくなる可能性があります。
転職回数が多い私だからこそ思うのですが
転職で大切なのは「何回辞めたか」より
辞めた経験を次の選択に使えるかどうか。
辞めたことそのものを失敗にする必要はありません。

転職回数が増えて不安になっている人は、こちらの記事も参考にしてみてください。
すぐに辞める・辞めないを決めなくてもいい
「辞めたい」と思ったら
・今すぐ辞める
・我慢して続ける
この二択で考えてしまいがちです。
でも、その間にも選択肢はあります。
まず求人を見てみる。
自分の経験で応募できる仕事を調べてみる。
在宅ワークなど、今までとは違う働き方を調べてみる。
次の仕事が決まってから辞める方法もあります。
「転職する」と決めていなくても
外にどんな選択肢があるのか知るだけで見え方が変わることもあります。
今の会社しかないと思うと苦しくなる。
でも「ダメなら別の道もある」と分かるだけで
少し気持ちに余裕ができることもあります。
まとめ
「仕事を辞めたい」は次の働き方を考えるきっかけにできる
仕事を辞めたいと思った時は、勢いで決める前に
- 何が嫌なのか
- 自分で変えられる問題なのか
- 今の職場に残るメリットはあるか
- 今のまま3年続けたいと思えるか
- 仕事が人生のすべてになっていないか
この5つを一度整理してみてください。
その結果「もう少し続けてみよう」となってもいい。
「やっぱり辞めよう」となってもいい。
大切なのは、辞めること自体をゴールにしないこと。
私は何度も転職してきました。
その時は「また辞めちゃった」と思ったこともあります。
でも振り返ってみると、その一つひとつが
「私は何が苦手なのか」
「どんな環境なら働きやすいのか」
を知る材料になっています。
だから今、仕事を辞めたいと思っているなら
「私は次の仕事で、何を変えたい?」まで考えてみてください。
辞めるかどうかの答えを急いで出すより
その答えが見つかることの方が、次の働き方を選ぶ時にはきっと役に立ちます。

コメント