「動画編集に興味はあるけど、自分に向いてるのかな?」
「パソコンもそんなに得意じゃないし、センスもないかも……」
これから動画編集を始めようと思った時
気になるのが自分に向いている仕事なのかということ。
私は40代になるまで、YouTubeすらまともに見ていませんでした。
そんな私が旦那さんの「やってみたら?」という一言をきっかけに動画編集を始め
結果的に約4年間、動画編集・動画制作を仕事にしました。
最初から「動画編集に向いてる!」と思っていたわけではありません。
むしろ、右も左も分からない状態からのスタートです。
それでも実際に個人事業主として仕事を続けたり
いろいろな編集者さんを見たりする中で
動画編集に向いているかどうかは
センスやパソコンスキルだけでは決まらない
と感じるようになりました。
この記事では、実際に動画編集を仕事にした経験から
- 動画編集に向いてる人の特徴
- 向いてない人の特徴
- 仕事として続けるために必要だったこと
- 自分に向いているか判断する方法
を紹介します。
「動画編集を始めようか迷っている」という人は
自分に当てはめながら読んでみてください。
動画編集に向いてる人の5つの特徴
実際に動画編集を仕事にしてみて感じたのは
編集技術が高いことだけが「向いている条件」ではないということでした。
むしろ長く続けるうえでは、次のような部分の方が大きいと思っています。
①コツコツ積み重ねる作業が苦にならない
動画編集って、完成した映像だけを見ると
なんだか華やかな仕事のように感じますよね。
でも実際の作業は、かなり地味。
カットしたり、テロップを入れたり
音量を調整したり、素材の位置を数ミリ動かしたり。
「あれ?さっきと何が変わった?」
というような細かい修正を繰り返すこともあります。
わずか数秒の動画を作るために
数時間を費やす、そんなことも珍しくありません。
だから
地味な作業を積み重ねることが、それほど苦にならない人は
動画編集との相性がいいと思います。
私自身、子どもの頃から何かを作ることが好きだったので
編集を始めた頃は時間を忘れるくらい没頭していました。
「派手な仕事が好き」というより
黙々と何かを作ることが好きな人の方が意外と向いている仕事なのかもしれません。
②分からないことを自分で調べられる
動画編集をしていると
「このエフェクトどうやるんだ?」
「なんで書き出せないの?」
「昨日まで動いてたのに、なんで今日は動かないの!?」
「仕様が変わっててわからない!」
……みたいなことが普通に起こります(笑)
全部を誰かが教えてくれるわけではありません。
検索したり、動画を見たり、試してみたり。
分からないことが出てきた時に
自分で調べながら進められることはかなり大切です。
私も最初は独学でPremiere Proを勉強し
その後After Effectsを学びました。
当然、分からないことだらけ。
でも「分からない→調べる→試す」を繰り返すうちに
少しずつできることが増えていきました。
最初から詳しい必要はありません。
でも、分からないことを放置しない人の方が、伸びやすい仕事だと思います。
③相手の意図を考えられる
動画編集を「仕事」にするなら、ここはかなり重要です。
自分では「こっちの方がカッコいい!」と思っていても
クライアントが求めているものと違えばもちろん修正になります。
仕事として作る動画は
基本的に自分の作品ではなく、相手の目的を達成するためのものです。
「なぜこの修正を頼まれたんだろう?」
「この動画は誰に見てもらいたいんだろう?」
「クライアントは何を伝えたいんだろう?」
そこまで考えられる人は強いです。
技術だけではなく
相手の意図を汲み取る力も動画編集者に必要なスキルだと感じました。
④修正を必要以上に引きずらない
動画編集の仕事に修正はつきものです。
一生懸命作った動画でも
「ここ全部変えてください」なんて言われることもあります。
もちろん、ちょっと凹みます(笑)
でも、修正=自分自身を否定されたわけではありません。
あくまで「相手が求めている動画に近づけるための調整」です。
ここを切り分けられる人は、かなり仕事がしやすいと思います。
逆に毎回「私の編集がダメだったんだ……」と抱え込んでしまうと
精神的にかなり疲れてしまいます。
⑤完璧を求めすぎず、まず完成させられる
意外かもしれませんが
完璧主義すぎる人は動画編集で苦しくなることがあります。
動画は、こだわろうと思えばいくらでもこだわれます。
テロップの位置。
効果音のタイミング。
色。
アニメーション。
気になるところを直し始めたら、本当に終わりません(笑)
でも仕事には納期があります。
だから必要なのは
100点になるまで終われない人より
必要な品質を見極めて期限内に完成させられる人。
私自身、動画制作に没頭しすぎて
締切前には長時間パソコンに向かってしまうこともありました。
好きだからこそ、やりすぎてしまう。
これは動画編集を続けるうえで
私が後から気づいた注意点でもあります。
動画編集に向いてないかもしれない人の特徴
では逆に、どんな人は動画編集をしんどいと感じやすいのでしょうか。
私が仕事をしてきた中では
こんな傾向があると少し苦労するかもしれないと感じました。
すぐに結果を求めてしまう
「動画編集を覚えたら、すぐ月10万円!」
そんなイメージで始めると、現実とのギャップを感じるかもしれません。
最初はソフトの操作を覚えるだけでも時間がかかります。
案件を取るためには
ポートフォリオを作ったり、応募したり、実績を積んだりする必要もあります。
いきなり大きく稼ぐというより
できることを一つずつ増やしていく仕事だと思っておいた方がいいです。
細かい作業がとにかく嫌い
数時間パソコンに向かって細かい調整を続けることもあるので
「同じ場所に座っているのが苦痛」
「細かい作業はイライラする」
という人には、かなりしんどい可能性があります。
逆にゲームやイラスト、ハンドメイドなど
何かに没頭すると時間を忘れるタイプなら意外と相性がいいかもしれません。
「正解」を全部教えてほしい
動画編集には「これさえやれば絶対正解!」が意外とありません。
案件によって求められるものも違います。
自分で考えたり、調べたり、試したりする場面はかなり多いです。
そのため
常に細かい指示がないと動けない状態だと仕事にするのは難しくなります。
フィードバックを受けるのがつらい
仕事である以上、修正や指摘は避けられません。
自分が頑張って作ったものほど、直しを求められると凹むもの。
でも、そこで毎回心が折れてしまうと続けるのが苦しくなります。
「なるほど。じゃあ次はこうしよう」くらいに切り替えられる方が
長く続けやすいと思います。
動画編集に向いてるかは「センス」より仕事の進め方で決まる
私が動画編集を始める前に
「動画編集者になるには映像センスが必要なんだろうな」と思っていたら
たぶん挑戦していなかったと思います。
だって私、40代になるまでYouTubeすらほとんど見ていませんでしたから(笑)
世代的にSNSも身近じゃない。
それでも仕事として続けることはできました。
無知だったことが功を奏したパターンですね(笑)
実際にやってみて重要だったのは
センスよりも、地味な作業を続けること。
そして、相手が求めているものを考えて形にすること。
編集技術は、勉強すればある程度身につきます。
でも仕事として続けるなら「自分が何を作りたいか」だけではなく
「相手は何を必要としているか」を考えることの方が大切でした。
動画編集はクリエイティブな仕事ですが
同時にクライアントワークでもあります。
どこかの編集チームに入って
動画編集に専念するような働き方もありますが
フリーランスでやる場合は
実際に編集作業をする時間より、クライアントとの打ち合わせの方が長い
なんてこともあります。
ここを楽しめるかどうかは、一つの適性だと思います。
動画編集に向いてるか分からないなら、まず小さく試してみる
ここまで読んで
「私、向いてない項目にも当てはまる……」と思った人もいるかもしれません。
でも、今の段階で諦める必要はありません。
なぜなら、本当に向いているかどうかは
実際にやってみないと分からないから。
私だって
動画編集を始める前から適性が分かっていたわけではありません。
まずは編集ソフトを触ってみる。
短い動画を1本作ってみる。
どんな案件があるのか見てみる。
それくらいで十分です。
私は最初、クラウドソーシングサイトで案件を眺めながら
「こんな仕事があるんだ」と知るところから始めました。
実際の募集を見て
「こういう編集が求められているんだ」
「こんなスキルがあればいいかも」
そんなことを感じて
できることを増やしていった感じです。
いきなり仕事を取る必要はありません。
まず動画編集という仕事を知ることから始める。
それだけでも、自分に合いそうか判断する材料になります。

在宅でできる仕事そのものを探している人は
動画編集だけに絞らず、こちらも参考にしてみてください。
「向いてない」と分かることも失敗ではない
実際にやってみて
「動画編集、思っていたよりしんどいな」と感じることもあると思います。
それなら、それでOKです。
動画編集が合わなかったからといって
在宅ワークそのものが向いていないわけではありません。
ライティング、事務、SNS運用など、在宅でできる仕事にもいろいろあります。
大切なのは「動画編集者になれるか」ではなく
「自分が無理なく続けられる仕事か」を考えること。
私は転職もたくさんしてきましたが、いろいろ経験したからこそ
「これは向いている」「これは無理」が少しずつ分かるようになりました。

向いている仕事が分からなくて悩んでいる人には、こちらの記事も参考になると思います。
まとめ
動画編集に向いてるかは「やってみてから」判断していい
動画編集に向いている人は、最初から編集が上手な人ではありません。
私が実際に仕事をしてきて感じたのは
- コツコツ作業できる
- 分からないことを自分で調べられる
- 相手の意図を考えられる
- 修正を必要以上に引きずらない
- 完璧を求めすぎず完成させられる
こんな人ほど続けやすいということでした。
そして、全部当てはまる必要もありません。
私自身、40代までYouTubeすらほとんど見ていなかったのに
動画編集を仕事にするなんて想像もしていませんでした。
だから「向いてるか分からないから始めない」ではなく
「小さくやってみてから判断する」でも遅くありません。
やってみて楽しかったら、もう少し続けてみる。
しんどかったら、別の仕事を探してみる。
それも立派な「自分に合う働き方を探すための経験」です。
動画編集が気になっているなら
まずは短い動画を1本作るところから試してみてください。
そこで感じた「楽しい」「意外と苦じゃない」「これは無理かも」が
ネットの適性診断よりずっと自分に合った答えを教えてくれると思います。

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