「動画編集って、本当に稼げるの?」
これから始めようと思っている人なら
やっぱり気になるのは収入だと思います。
私は未経験から動画編集を始めて、約4年間仕事をしてきました。
最初の収入は500円。
そこから月5,000円、3〜5万円と少しずつ増え
2年目くらいからは月20万円前後。
そして一度だけ、最高月収50万円を超えたことがあります。
こう書くと
「動画編集ってやっぱり稼げるんだ!」と思うかもしれません。
でも、私が一番伝えたいのは50万円という数字ではありません。
最高月収を達成した頃の私は
ほとんどベッドで寝られないほど仕事をしていました。
収入は増えた。
でも、働き方としては完全に失敗しました(笑)
この記事では、特別なスキルも実績もなかった私が
未経験から動画編集を始めて実際にどのくらい稼げたのか。
収入が増えたきっかけと、その裏側まで正直に書いてみます。
動画編集4年間の収入|0円から最高月50万円まで
私の収入の推移をかなりざっくり並べると、こんな感じです。
0円 → 500円 → 月5,000円ほど → 月3〜5万円 → 月20万円前後 → 最高月収50万円超
もちろん、毎月きれいに右肩上がりだったわけではありません。
フリーランスなので仕事量によって収入は変わりますし
単発案件が入れば増える月もあります。
それでも2年目くらいからは
月20万円前後の収入になることが増えていました。
最初の収入は500円だった
動画編集を始めたばかりの頃は、当然ながら実績ゼロ。
クラウドソーシングで初心者でも応募できそうな案件を探して
とにかく応募していました。
そして、初めて仕事として受けたのが500円のテスト案件。
金額だけ見れば500円です。
でも、自分が編集した動画に初めてお金を払ってもらえた。
この500円は、今でもよく覚えています。
「本当に自分の力でお金になるんだ」
そこからが、私の在宅ワークのスタートでした。
動画編集を始めるまでに何を勉強して
どうやって最初の仕事を取ったのかについては、こちらの記事でも詳しく書いています。

月5,000円ほど稼げても、時給を考えると厳しかった
最初の頃に取れた継続案件は、1本1,000〜1,500円ほど。
初心者だった私は編集にもかなり時間がかかります。
仕事がもらえるのはありがたい。
でも、時間をかけて何本編集しても、収入はなかなか増えません。
このまま本数を増やしても
「生活できるほど稼げないうえに、時間までなくなる」と思い
その継続案件は1か月ほどで辞退しました。
当時の問題は、単価が安いことだけではありません。
編集に時間がかかるから、本数を増やせない。
仕事で時間が埋まるから、次に何をすればいいのか考える余裕もない。
低単価の仕事をこなすだけで1日が終わってしまうと
次の一歩に進むための「余白」がなくなってしまうんですよね。
今振り返ると、ここから抜け出したことが
収入を増やす最初のきっかけだったと思います。
月3〜5万円|YouTube編集以外の仕事が増え始めた
少しずつ経験を積んでいくと
YouTube以外の動画編集も依頼されるようになりました。
たとえば
- 結婚式のプロフィールムービー
- セミナー動画の編集
- 企業の下請けのような動画編集
などです。
結婚式のプロフィールムービーはYouTube編集より単価が高く
そこから紹介につながることもありました。
ただし、結婚式は基本的に一度きり。
同じ人から毎月注文が入るような仕事ではありません。
企業関連の仕事も少しずつ増えていきましたが
単価が上がったからといって
急にラクに稼げるようになったわけでもありませんでした。
まだ編集には時間がかかっていたので
月3〜5万円くらいの収入から徐々に増えていった感じです。
月20万円前後|1本3万円の継続案件が大きな転機になった
収入が大きく変わったきっかけは、1本3万円の継続案件でした。
それまでの1本1,000円、1,500円という世界から考えると
とんでもない変化です。
この案件が決まったことで
初めて月の収入が派遣社員として働いていた頃と並びました。
そして私自身の気持ちも変わりました。
それまでは「動画編集をやっています」と言うことに
どこか自信がなかったんです。
でも、この仕事を続ける中でいろいろな経験をさせてもらい
「仕事は動画制作とか編集をしています」と
ようやく自分から言えるようになりました。
2年目くらいから月20万円前後を稼げるようになった理由は
高単価の継続案件だけではありません。
編集スピードも上がり
同じ時間でも以前より多くの仕事をこなせるようになっていました。
さらに、以前から配りまくっていた名刺が
思わぬところから仕事につながることも。
ひとつの方法で突然稼げるようになったというより
単価・スピード・経験・人とのつながりが
少しずつ積み重なった結果だったと思っています。
最高月収50万円超|実際にやった仕事の内訳
そして一度だけ、月の収入が50万円を超えたことがあります。
その月の仕事内容を改めて整理すると、こんな感じでした。
| 仕事内容 | 本数 | 収入 |
|---|---|---|
| 継続+新規YouTube動画編集 | 11本 | 約30万円 |
| 単発YouTube動画編集 | 2本 | 1万6,000円 |
| 企業の販売促進動画制作 | 1本 | 20万円 |
| 合計 | 14本 | 約51万6,000円 |
こうして数字だけ見ると
「動画編集で月50万円!」という、なんとも景気のいい話です(笑)
でも、この働き方をおすすめできるかと聞かれたら
・・・絶対におすすめしません。
月50万円を稼いだ頃、私はほとんどベッドで寝ていなかった
この頃は、自分で動画を編集するだけではなく
ディレクションもしていました。
・他の編集者さんとのやり取り
・完成した動画のチェック
・クライアントとの打ち合わせ
・外注先との連絡
さらに、当時のクライアントとは
夜中から明け方でないと連絡が取れないこともありました。
結果、1日10〜20時間ほど仕事をする生活に。
編集する。
30分仮眠する。
また編集する。
30分仮眠する。
打ち合わせする。
また編集する。
そんなことを繰り返して乗り切っていました。
「忙しくて寝不足だった」なんて、かわいいものではありません。
月に1〜2回しかベッドで寝ていなかった時期もあります。
普段はPCの前で椅子を倒して
そのまま気絶するように寝ていました。
ほぼ座りっぱなしなので足はかかとまでパンパンにむくみ
立つとかかとがはち切れそうなくらい。
仕事が立て込んでいるのに家事もあります。
トイレ掃除をしながら
「掃除するくらいなら寝たい……」と思ったこともあります(笑)
収入は増えた・・・それでも仕事は終わらない。
そして「こりゃ無理だ」となりました。
徐々に仕事を整理して、働き方を変えることにしました。
最高月収50万円は達成感のある数字ではあります。
でも私にとっては「たくさん稼げた成功体験」であると同時に
仕事を詰め込みすぎた失敗体験でもあります。

動画編集の収入を増やすために必要だったのは「余白」だった
最初の頃の私は、とにかく仕事をこなすことに必死でした。
でも単価の低い案件で時間が埋まってしまうと
次の仕事を探す時間も、新しいことを勉強する時間もありません。
でも編集スピードが上がると、少し時間が空きます。
その時間で新しい仕事を探せる。
勉強できる。
人とつながれる。
そして次の仕事につながっていく。
私の場合、収入を増やすために必要だったのは
ただ仕事量を増やすことではありませんでした。
次へ進むための余白を作ること。
これがすごく大事だったと思っています。
動画編集で稼ぐなら、何でもできる人になる必要はない
私の周りにも、動画編集でしっかり収入を得ている人が何人もいました。
共通していたのは、勉強家で、行動も仕事も早いこと。
そして、動画編集の仕事は「自分で編集する」だけでもありません。
ディレクションができれば
自分が実際に編集していなくても仕事になります。
企業案件に振り切って
単価の高い動画制作を月に2本ほどコンスタントに受注している仲間もいました。
私もそこを目指した時期があります。
ただ・・・営業力がつかなかった(笑)
ここは向き不向きもあると思います。
だからこそ「全部できるようにならなきゃ」と思わなくてもいい。
スキルはあるに越したことはありません。
でも、動画編集でどんなことができるのかを知っていれば
実際に必要になったときに調べながら作ることもできます。
私自身も、最初から何でもできたわけではありません。
仕事をしながら調べて、覚えて、できることを少しずつ増やしてきました。
在宅ワークで稼げても「ちょうどいい」は勝手にはやってこない
私は結婚してからも
専業主婦になるつもりはありませんでした。
だから「主婦でも稼げた!」という感覚より
特別な武器もなかった私が、自分の力で収入を作れたということの方が大きかったです。
それまでにない満足感と達成感がありました。
一方で、仕事と家事の両立は簡単ではありませんでした。
うちの場合
夫は家事をまったくしない・できないタイプ。
仕事が立て込んでも家事は消えません。
稼げていない頃は
時間がある代わりに「もっと稼がなきゃ」と思う。
稼げるようになったら、今度は仕事を詰め込みすぎて体を壊す。
結局、私には「ちょうどいい時期」がありませんでした。
まあ、これは動画編集の問題というより
私がゼロか100かの女だからだと思います(笑)
でも、4年間やった今だからこそ思います。
収入を増やすことだけではなく
その働き方を続けられるかどうかまで考えた方がいい。
特に在宅ワークは、仕事と生活の場所が同じです。
やろうと思えば、朝でも夜中でも仕事ができてしまいます。
だから自分で線を引かないと
仕事が生活全部を飲み込んでしまうことがあります。

まとめ
動画編集は稼げた。でも「楽しめる余白」は残してほしい
未経験から動画編集を始めた私の収入は
0円 → 500円 → 月5,000円 → 月3〜5万円 → 月20万円前後 → 最高月50万円超
と変わっていきました。
なので「未経験から動画編集を始めても収入になる?」と聞かれたら
私自身の経験としては収入にすることはできたと答えます。
ただし、誰でも同じ金額を稼げるという意味ではありません。
私自身、単価の安い仕事から始まり
編集に時間がかかって全然稼げない時期もありました。
収入が増えたのも、単価の高い継続案件が決まり、編集スピードが上がり
経験や人とのつながりが少しずつ仕事につながった結果です。
そして最高月収50万円を達成した頃には
仕事を詰め込みすぎて体が限界になりました。
だから、これから動画編集を始めたい人に私が一番伝えたいのは
動画編集を楽しめる余白を残したまま稼いでほしいということです。
動画編集は楽しい仕事です。
できなかったことができるようになって
自分が作った動画が完成して、それがお金になる。
私はその経験ができたことを、今でもよかったと思っています。
だからこそ
仕事に全部を持っていかれて「動画編集なんてもう嫌だ」となる前に。
勉強する余白。
次の仕事を考える余白。
そして、ちゃんと寝る余白(笑)
収入と一緒に、その余白も大切にしてほしいと思います。

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