猫と暮らしていると
「うちの子、甘えてくれているのかな?」
と思うことがあります。
犬のように分かりやすく尻尾を振るわけでもなく
呼んだら必ず来るわけでもない。
だからこそ猫の愛情表現は少し分かりにくいものです。
でも3匹と暮らすようになって気づいたのは
猫が本当に安心している時の行動は意外と分かりやすい
ということです。
今回は我が家の猫たちの様子も交えながら
猫が心を許した相手に見せる行動について書いてみたいと思います。
猫は安心できない相手には甘えない
猫はもともと警戒心の強い動物です。
知らない人が来ると隠れてしまう子もいますし
大きな音がするとすぐに逃げます。
それだけ危険を察知する能力が高い動物です。
だからこそ猫にとって
「無防備になる」という行動には大きな意味があります。
安心できない相手の前では
・警戒する
・距離を取る
・周囲を気にする
といった行動を取ります。
逆に
・眠る
・お腹を見せる
・身体を預ける
といった行動は安心感の表れです。
猫は言葉を話しません。
その代わり行動で気持ちを伝えているのだと思います。
①すぐ近くで眠る
猫が安心しているサインとして一番分かりやすいのが睡眠です。
我が家の猫たちも
・足元
・ベッドの上
・顔の近く
・膝の上
などで平気で眠っています。
猫にとって眠る時間は無防備になる時間。
敵がいる場所では深く眠れません。
だから近くで寝るという行動は
「ここなら大丈夫」と思っている証拠でもあります。
特別なことをしなくても
同じ空間で安心して眠ってくれるだけで
十分信頼されているのだと思います。
②お腹を見せる
猫がお腹を見せると「撫でてほしいのかな?」
と思う人も多いかもしれません。
でも実は少し違います。
お腹は猫にとって急所です。
その急所をさらけ出すということは
「攻撃される心配がない」と思っている状態です。
もちろん触られるのが好きかどうかは別問題です。
我が家にも
お腹を見せるのに触ると怒る猫がいます。
それでも
お腹を見せてゴロンと転がる姿は信頼のサイン。
見ているだけで少し嬉しくなります。
③身体をくっつけてくる
猫によっては身体の一部をそっとくっつけてくることがあります。
・足に寄りかかる
・腕に触れる
・横にぴったり座る
こんな行動です。
我が家でも「気付けば隣に猫」がよくあります。
特に何か要求があるわけでもありません。
ただ近くにいる。
それだけです。
猫は単独行動を好む動物と言われますが
信頼している相手の近くにいることは少なくありません。
その距離感に猫らしい愛情表現があるように感じます。
④ゆっくり瞬きをする
猫好きの間では有名な行動ですが
猫は安心している相手に
ゆっくり瞬きをすることがあります。
じっと目を見つめて、ゆっくり目を閉じる。
人間同士なら少し不思議な行動ですが
猫にとっては敵意がないことを示すサインだと言われています。
我が家でも目が合った時にゆっくり瞬きを返すと
そのまま寝始めることがあります。
言葉はなくても
「安心しているよ」と伝えてくれているようで少し嬉しくなります。
⑤何もしなくても同じ部屋にいる
個人的に一番好きな安心サインがこれです。
猫は意外と正直です。
嫌な場所には行きません。
嫌な人の近くにも長くいません。
それなのに私がいる部屋へ移動してきて
特に何もせず寝ている。
そんな姿を見ることがあります。
遊ぶわけでもなく、おやつがあるわけでもない。
ただ同じ空間にいる。
これは猫なりの信頼なのだと思います。
猫との距離感に悩んだことがある人へ
実は私自身
「もっと甘えてほしい」と思った時期がありました。
抱っこをしたい。
膝に乗ってほしい。
もっとイチャイチャしたい。
そんな気持ちです。
でも猫と暮らしていると気づくことがあります。
愛情表現は猫によって全然違うということです。
猫同士でも距離感はさまざまです。
いつもくっついているわけではありません。
それでも信頼関係はちゃんとあります。
人間と猫の関係も同じなのかもしれません。
抱っこが嫌いでも。
膝に乗らなくても。
近くで眠ってくれるだけで十分なのです。
▼猫の距離感についてはこちらの記事

猫を見ていると人間関係にも少し似ていると思う
猫を見ていると
安心できる相手の存在は大切なんだなと思います。
無理に頑張らなくてもいい。
気を遣わなくてもいい。
ただ同じ空間にいられる。
そんな相手がいるだけで人はずいぶん楽になります。
猫たちは言葉で教えてくれるわけではありません。
でも
足元で寝ていたり
近くでくつろいでいたり
そんな姿を見るたびに感じます。
安心できる場所というのは
きっと生き物みんなに必要なのだと。
まとめ
猫が本当に安心している時には
・近くで眠る
・お腹を見せる
・身体をくっつける
・ゆっくり瞬きをする
・同じ部屋でくつろぐ
といった行動が見られます。
もちろん性格によって表現方法は違います。
だから「膝に乗らないから懐いていない」
というわけではありません。
猫なりの距離感で
猫なりの方法で
私たちに信頼を伝えてくれています。
今日もし隣で猫がのんびり寝ているなら
それは案外とても特別なことなのかもしれません。

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