猫と暮らしていると
一度はこんなことを思ったことはありませんか?
「この子、本当に自分の名前を理解しているのかな?」
名前を呼ぶと振り向く子もいれば
知らん顔をする子もいますよね。
我が家には3匹の猫がいますが
それぞれ反応はまったく違います。
すぐに返事をして来てくれる子。
振り向くけれど来ない子。
気分次第で反応する子。
最初は「性格の違いかな?」と思っていましたが
3匹を見比べているうちに
名前を覚えるまでの過程にも違いがあったことに気づきました。
今回は、我が家の3匹の様子を交えながら
「猫は自分の名前を覚えるのか?」についてお話ししたいと思います。
猫は自分の名前を理解している?
猫は犬ほど芸を覚えるイメージはありませんが
近年では自分の名前を聞き分けている可能性があることも分かってきています。
もちろん「私は○○です」と
言葉の意味を理解しているわけではありません。
それでも毎日同じ音で呼ばれ続けることで
「この音は自分に向けられている」と学習していると考えられています。
実際に猫と暮らしていると
ごはんやおやつだけでなく「ダメ」「遊ぶ?」など
よく使う言葉にも反応する子は少なくありません。
つまり猫は、人が思っている以上に
飼い主の声や言葉をよく聞いているのかもしれません。
我が家で一番名前を理解していると思う長男くん
我が家で一番名前を理解していると感じるのは
長男くんです。

長男くんには、一人っ子だった時期があります。
その頃は、とにかく話しかけるたびに名前を呼び
甘えてきた時も撫でながら何度も名前を呼んでいました。
名前を覚えてもらおうと意識して接していたことを
今でもよく覚えています。
そのおかげなのか
今では名前を呼ぶと高い確率でお返事をしてこちらへ来てくれます。
たとえ来られない時でも
耳だけこちらへ向けたり、尻尾を軽く動かしたりして
「聞いてるよ」と返事をしてくれることも少なくありません。
そんな姿を見るたびに
「ちゃんと自分の名前だと分かっているんだな」と感じます。
さらに長男くんは
名前以外にも理解していそうな言葉がたくさんあります。
- ごはん
- おやつ
- あそぶ?
- かわいいね
- かしこいね
- いい子
- まっててね
- ゴロンして
- 抱っこする?
- ダメ
日常生活の中でよく使う言葉ばかりですが
それぞれ場面に応じた反応を見せてくれるので
意味まで何となく理解しているように感じることがあります。
実は以前、旦那さんが長男くんに
おやつ前の「待て」と「よし」を教えたことがありました。
おやつを目の前に置いても
「待て」と言われればちゃんと待ち
「よし!」の合図で食べ始める姿を見た時は、本当に驚いたものです。
もちろん人間と同じように
言葉を理解しているわけではないと思います。
それでも、我が家で一番
「意思疎通ができている」と感じるのは
間違いなく長男くんです。
名前は覚えたけれど「来ない」のが次男くん
一方で、次男くんはまったく違うタイプでした。

子猫の頃は、とにかく遊ぶことが大好き。
いつも走り回っていて、名前を呼んでも
聞いているのかいないのか分からないくらい夢中でした。
長男くんのように
膝の上でゆっくり甘える時間もほとんどありません。
「名前を覚えてほしい」と思って何度呼んでも
遊びのほうが優先。
正直「これは時間がかかりそうだな」と思いました。
それでも、目が合った時には
必ず名前を呼び続けることを意識していました。
少しずつですが、その積み重ねのおかげで
今では名前を呼ぶと振り向いてくれます。
でも……来ません(笑)。
「呼ばれたことは分かってる。でも今は行かない。」
そんな気持ちが伝わってくるくらい
自分のペースを崩しません。
もちろん、自分が甘えたい時には全力でアピールしてくるのですが
こちらが呼んだからといって動くタイプではないようです。
同じ「名前を覚えている」でも
その後の行動は猫それぞれなんだなと
次男くんを見ていて実感しています。
次男くんが現在、理解していそうな言葉は
- ごはん
- おやつ
- あそぶ?
- まっててね
- ダメ
このくらいでしょうか。
甘え上手だった長女ちゃんは意外と覚えるのが早かった
末っ子の長女ちゃんも、子猫の頃はとにかく元気いっぱい。

お兄ちゃん達に飛びついて追いかけまわしたり
家の中を走り回ったりと、毎日が大運動会でした。
その姿は次男くんによく似ていましたが
一つだけ大きく違うところがありました。
それは、とても甘え上手だったことです。
自分から膝に乗ってきたり
撫でてほしくて近くに来たりすることが多かったので
その時間はできるだけ名前を呼びながら話しかけるようにしていました。
そんな何気ない声掛けを毎日続けていたからか
今思い返してみると
長女ちゃんは次男くんより名前を理解するのが早かったように感じます。
現在、理解していそうな言葉は
- ごはん
- おやつ
- あそぶ?
- ダメ
このあたりでしょうか。
名前を呼ぶとお返事して来てくれることも多いですが
来るかどうかはその時の気分次第。
「今は忙しいので。」
そんな表情でこちらを見ることもあり
「これぞ猫!」と思わず笑ってしまいます。
3匹を比べてみて気づいたこと
今回、改めて3匹を比べてみて
一つ気づいたことがありました。
それは
理解していそうな言葉の数が少しずつ違うということです。
一番多いのは長男くん。
次に次男くん。
そして長女ちゃん。
もちろん、これは私が感じている範囲なので
本当に理解している言葉の数を測れるわけではありません。
でも、毎日一緒に暮らしているからこそ
「この言葉は分かっていそうだな」と感じる場面はたくさんあります。
そして、その違いには性格だけではなく
育った環境も関係しているのかもしれないと思いました。
長男くんには、一人っ子だった時代があります。
飼い主の声掛けを独り占めできる時間があり
甘えながら名前を呼ばれる機会もたくさんありました。
一方で、2匹目・3匹目になると
どうしても声掛けは3匹に分かれます。
もちろん愛情は同じですが
一匹だけと向き合える時間は少なくなります。
だからこそ
「名前を聞く回数」
「名前を呼ばれながら褒められる回数」
には、少し違いがあったのかもしれません。
もちろん猫種や性格も関係していると思いますし
「これが理由です」と言い切ることはできません。
それでも
毎日の積み重ねは決して無駄ではないんだな、と改めて感じました。
名前を覚えてもらうために我が家が意識したこと
もし「うちの子にも名前を覚えてほしい」と思っているなら
特別なしつけをする必要はないと思います。
我が家で意識していたのは
とてもシンプルなことでした。
名前を呼びながら話しかける
ご飯の時だけではなく
撫でている時や遊んでいる時など
普段から名前を呼びながら話しかけるようにしていました。
良い時間と名前を結び付ける
甘えている時や褒める時にも名前を呼ぶことで
「名前を呼ばれる=嬉しい時間」と感じてもらえるよう意識していました。
焦らない
反応がないと「覚えてないのかな?」と思ってしまいます。
でも、次男くんのように
時間をかけて少しずつ反応するようになる子もいました。
猫にもそれぞれのペースがあります。
だからこそ
「何度も優しく呼び続けること」が一番大切なのかもしれません。
まとめ
「猫は自分の名前を覚えるの?」
この記事を書く前は
私も「覚えていると思う」という漠然とした答えしか持っていませんでした。
でも、3匹を改めて比べてみると
名前への反応も理解していそうな言葉も、それぞれ違っていました。
長男くんのように返事をして来てくれる子。
次男くんのように「聞こえているけど行かない」子(笑)。
長女ちゃんのように気分で対応する子。
どの子も同じではありません。
だから「名前を呼んでも来ないから覚えていない」と
決めつける必要はないと思います。
耳だけ動いたり
尻尾で返事をしたり
少しだけ振り向いたり。
そんな小さな反応も
猫なりの「ちゃんと聞いてるよ」なのかもしれません。
名前を呼びながら過ごす毎日は
猫との信頼関係を少しずつ育てていく時間でもあります。
これからも我が家では
3匹それぞれのペースを大切にしながら
たくさん名前を呼んでいこうと思います。
▼名前を呼んだ時の反応は、猫との信頼関係とも深く関係しているのかもしれません。
猫が安心している時に見せる行動については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。

▼今回紹介した3匹は、猫種も性格もそれぞれ違います。
一緒に暮らして感じた性格の違いについては、こちらの記事で詳しくまとめています。

▼猫と暮らしていると、名前を呼ぶ場面だけでなく、日々のコミュニケーションの積み重ねも大切だと感じます。
我が家が普段から意識していることは、こちらの記事でも紹介しています。


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